第回  披講(互選)

 

2 夜叉面を外し雛の軸飾る
秋桜
(5票)
  床の間も忙しい 豊作
  句材の取り合わせが面白いと思いました。 万年青
  夜叉面には、コロナ退散の思いもあったかもしれませんね。おだやかな春を迎える準備は整いました。 明彩
  毎年この時期になると軸を換えられているのでしょう。季節を大切にされた丁寧な生活が偲ばれます。 柚子
  天神様と雛の間を守る夜叉なのですね。 あさふろ
7 何枚も届く画像の梅の花
明彩
(1票)
  観梅の写メールでしょう、送る方も受け取る側も捨て難い画像ばかり。 ひろ志
8 シーソーを右へ左へ猫の恋
ぎんう
(2票)
  光景が想像ができます。 寿々
  気持ちの揺れとだぶっているような楽しいお句。 猫たちも春の訪れを思いっきり楽しんでいます。 兎波
9 ツムツムのやうに積まれし春キャベツ
奈未
(1票)
  まご娘、名はつむぎ、やっと4歳、通称つむつむ、春キャベツのようにおいしくてかわいいよ 瞳人
12 冬物を集めて狭き洗濯店
豊作
(1票)
  たいぞう
13 みづいろの二月の雨は葬のあと
幹夫
(1票)
  里山歩
14 あかぎれやレコード針を乗せる指
灌木
(4票)
  手洗い多くて手だ荒れますね。
  この頃また昔のレコードが人気あるそうですね。 あかぎれの指、お大切に。レコード盤に傷をつけないように・・ 万年青
  懐かしい昭和の想い出が過ります。 望生
  オールドファッションな良さを感じました。 せせい
15 ころな禍やああコロナ禍や春遠し
じじっぺ
(1票)
  そうですよねえ~もう1年もマスク生活... なんとか速く!! 白梅
16 野遊びを待つ前足とスニーカー
ドッグイヤー
(2票)
  春を待ちきれない私と一匹、上手く表現されてるなと思いました。 フリージアの君
  足元だけのアップの光景ですが、早く野遊びに行きたい子供の気持ちが上手く表現されています。 幹弘
17 白鳥の引いて広ごる水面かな
望生
(1票)
  春白鳥が帰った後、水面が広がる様子が佳く詠まれていると思いました。 幹夫
22 窯開き春の光を少しづつ
兎波
(5票)
  ゆるやかな目覚め 豊作
  取り合わせに惹かれました。窯開きは後ろに持ってきても良さそう。 ぎんう
  窯開きに立ち合せさせていただいた気分になりました。 灌木
  たいぞう
  優しい光が暗い窯に徐々に入っていく様子。 勇魚
24 立雛の震へ倒れぬほどのなゐ
兎波
(1票)
  悲愴なお雛さんのお顔が浮かびました... 白梅
25 一村を優しく包む春の虹
牛歩
(7票)
  春の虹は薄くてすぐ消える。掲句は戦前の景だろうか? おもちゃ
  ほんわか、情景にうっとりします。 奈未
  泥亀
 
  美しい虹に覆われている小さい村、良い景色見てみたいですね。 徹春
  春よ来い早く来い ひろし
  春の虹の下には、桃源郷が広がる。 ひろ志
30 多喜二の忌不要不急の芥を捨つ
望生
(1票)
  今やらなくてもいいことです。ですが働ける人、働かざるを得ない人達にとっては不要不急なんて関係ありません。社会が目を瞑って見ようとしない物を見ようとする事も俳句です。身につまされました。多喜二忌も見事に嵌まっています。 ドッグイヤー
31 おしゃべりの相手違へてのどかさよ
あづみ野
(1票)
  友達だとばかり思って話しかけたら別人・・・!「ひゃあ」って感じだと思いますが、「のどか」なので、きっと相手も普通に相槌を打ってくれたりしたのかなって。笑顔の見える句でほっこりしました♪ めぐる
34 春しぐれビニール傘にはづむ音
たいぞう
(1票)
 
35 初音聞き一両電車出にけり
つかさ
(1票)
  どの地方の一両電車ですかね。たびにでたいですね。 ひろし
36 城跡にある喫茶店沈丁花
泥亀
(1票)
  静かな喫茶店、沈丁花で雰囲気が分かります。 勇魚
37 声明の耳にやさしき春の寺
つかさ
(5票)
  声明の力強い音色に癒されます。 牛歩
  春の彼岸も近い頃かな、本堂の前での情景、いいですね。 秋 浪
  春になると、声明の聞こえ方も変わってくるもののようです。 フリージアの君
  「声明(しょうみょう)」という言葉を始めて知りました!動画を観て、不思議な抑揚の心地良さにうっとり。濁音のないこの句の調べの良さにもうっとり。 めぐる
  おだやかな春の訪れを感じます。 明彩
38 ともかくも自粛の日々や春を待つ
徹春
(5票)
  そうですね早く楽しい春になってほしいですね じじっぺ
  今年は春のお花見ができますか!
  コロナうごめきゃ春じゃない ひろし
  全くそうですね。自粛自粛で日々過ごしで居ます収束待つのみですね その様な明るい春が待ち遠しいです カンナ
  わかります。私もそうです。早くコロナがおさまればいいですね。 ロジーナ
39 万物の息吹そぞろに雨水かな
やすし
(2票)
  ぷち
  そぞろが少し気になります。 暁孝
40 AIが今や先生囲碁うらら
やち坊主
(1票)
  楽しい句ですね!今に何もかもAIに左右される世の中になるのでは? 秋桜
41 川上へ隊列揃ふ春の鴨
フリージアの君
(2票)
  素晴らしい光景にお会いになって詠まれてますね じじっぺ
  よく見掛けるシーンを上手く一句に。 望生
42 天心の饅頭塚やあたたかし
ぷち
(1票)
  泥亀
46 みづうみに続く改札春雀
泥亀
(2票)
  湖畔の無人駅を思い浮かべました。 幹弘
  春の雰囲気がよく出ていると思います。上手いですね。 つかさ
47 お話しはハッピーエンド水温む
兎波
(2票)
  春だからハッピーエンドで◎(笑) 寿々
  童話はハッピーエンドが多いですよね。お話の中だけでもハッピーエンドであって欲しい。 幹弘
48 探梅や存へて会へまた別れ
やすし
(1票)
  存へての措辞が実感。 比良山
49 春泥を歩歩歩と躱し王手飛車
望生
(1票)
  春泥と将棋の取り合わせが斬新。步步步のオノマトペのような表現に滑稽味もありお上手だと思いました。 比良山
55 春時雨そちらも今朝は雨ですか
幹夫
(2票)
  泥亀
  単身赴任の定時的通信ですか。もう慣れ切った日常を軽妙に。 やすし
58 観梅や隣りもおなじ握り飯
ひろ志
(3票)
  コンビニのおにぎりを持って一人で梅見でしょうか。ふと隣を見ると同じように・・・。 ぎんう
  俳諧味があっていいですね。 つかさ
  おなじ握り飯に、鮭やおかかなど種類の同一性もあると思いました。 せせい
61 豆まきの掛け声ハモる新婚さん
ひろし
(1票)
  そういう時代もあったかなあ、50年前のこと 瞳人
63 俎のかろきトントン春隣
豊作
(1票)
  春らしい光景 寿々
64 二ン月のひ文字目白の宙返り
瞳人
(1票)
  ひ文字とは空腹のこと。目白の宙返りなど見ているとさどかし羨ましいことよ。 おもちゃ
68 野遊びを木陰で待てるベビーカー
幹弘
(1票)
  親なればこそでしょう。 汕山
70 春愁の舌に留まる糖衣錠
ぎんう
(7票)
  苦かったのでは、、^_^ 灌木
  たいぞう
  安定して上手い句です。水を含むまでの一瞬に舌が甘みを感知しました。切り取り方が上手いです。 ドッグイヤー
  ぷち
  薬を飲むのは嫌なもの。いい気持ちではないが、飲まなくてはならない、甘いのは助かる。 秋 浪
  何となく惹かれた句です。お上手だと思います。 私も今色々薬を飲んでいるので、身につまされます。 秋桜
  春愁のもの憂い感じが中七下五の表現で感じられます。 柚子
74 立春や捨てられしもの鬼の面
ロジーナ
(2票)
  成仏したか 豊作
  行事が終わってみれば用無しか。 暁孝
78 無所属といふ立春の背中かな
幹弘
(2票)
  わたくし、こんな渡世でございますが、背中は真っ白でございます 瞳人
  背中に感じ入りました。 灌木
80 こんな日が続くと良いな春夕焼
牛歩
(1票)
  おだやかな今日の無事への感謝。語り口がいいですね。 幹夫
81 植木市人工芝も売られあり
善夫
(4票)
  樹木や花の間に人工芝があったことに驚いた作者の素直な気持がそのまま句になりました。 勇魚
  模造庭園用? 造花も売っています。 ひろ志
  植木市に人工芝?考えように寄れば枯れなくて草が生えなくて・・・ でもやっぱり季節の木々草花が魅力ですね。植木市に良く出掛けていました        カンナ
  現代の植木市ですね。 汕山
83 マフラーに包む女の齢かな
寿々
(6票)
  首筋の皺はメイクできないので やち坊主
  同感です。 あづみ野
  いいと思います。 石山
  マスクしてマフラーを巻いて、齢どころか性別もわからないかも? 徹春
  マフラーに包まれているのは齢だけなのでしょうか。 謎めいた姿態に妖艶さも感じます。 明彩
  いろいろ想像して楽しいです。こんな句を作れるのは凄いと思います。 つかさ
84 馬出の南斜面を蕗の薹
宗太
(2票)
  「を」が上手い!想像が膨らみます。決め手はこの一点です。 ドッグイヤー
  ぷち
86 バイク駆る速度ゆるめて春麗
フリージアの君
(1票)
  春の訪れを五感で感じながらツーリング、素敵ですね。 奈未
87 病めることばかり身辺春けぶり
万年青
(1票)
  里山歩
88 海苔掻きの礁に婆のいのちづな
おもちゃ
(5票)
  厳しい作業の様子が伝わってきます。 牛歩
  里山歩
  厳しさの中に凄みを感じます。 やすし
  そんなに危険な場所で海苔掻きするのですか。見たことが無いもので。 暁孝
  波しぶきに濡れた荒磯の岩海苔を採取作業である。命綱が腰に結ばれている情景が浮かびます。 宗太
89 雪解けて縦横揃ふ駐車場
豊作
(3票)
  雪が解け地面が見えるようになった駐車場に、ようやく車を縦横きちんと揃え、駐車できるようになったのである。直接には言っていないが、言外に春の到来を喜ぶ嬉しさがあり、それが伝わってくる。 茫々
  雪が解けてきちんと車を止められるようになった。雪国の春を喜ぶ情景。 秋 浪
  駐車場の区切りの線がやっと見えて来て こんなところにも雪解けの景があるのですね。 兎波
94 肘鉄砲めいた挨拶山笑ふ
やち坊主
(2票)
  コロナ禍の中、接触を避けた挨拶を「肘鉄砲めいた」と捉えた作者の感覚と季語の取り合わせぴったり。 宗太
  面白い! あさふろ
95 透き通る二月の空やモーツアルト
かかし
(1票)
  癒される曲が多い 何をお聴きでしょうか やち坊主
96 ひこうきはどうしてとぶの梅ふふむ
めぐる
(1票)
  小さなお子さんの問い掛けの言葉との取り合わせですね。空への視線と季語が合っていると思いました。 ぎんう
100 公園に新設遊具桜東風
柚子
(2票)
 
  近くの海辺の公園に最近ジャングルジムが新設され 親子で春の日差しの中遊んでいる場景に出会したのです 自粛自粛で遠出が出来ない昨今子供達も賑やかに楽しそうでした カンナ
101 春風になくす絵の具のキャップかな
ぎんう
(4票)
  春風に絵の具のキャップが転がったのである。キャップが土手の坂か、丘陵の坂かを転がって見失ってしまったのである。春は駘蕩としている。 茫々
  春風のせいなら仕方ない(笑)。 めぐる
  春風に攫われてしまった絵の具のキャップ。 春風と遊んでいるのかも。 兎波
  これは理屈抜きで名句だと思いました。 せせい
103 翔つ構へしつつ吾見る寒鴉
善夫
(2票)
  こざかしい鴉ですね 汕山
  翔つ構へしつつ、他の鳥には見られない鴉の動き方ですね。鴉に見られたら怖いです。 柚子
104 ピンポ~ンハンコを掴み先ずマスク
白梅
(1票)
  思わず吹き出してしまいました。実感があり、滑稽味があり素敵な句だと思います。 ロジーナ
105 春寒し夜目にも白き波がしら
暁孝
(1票)
  中七の夜目にも白きによって一層寒さが伝わってきます。 徹春
108 新品のパン切りナイフ春兆す
めぐる
(2票)
  新品のパン切りナイフと春兆すがあっていると思う。 茫々
  新品のナイフと浅春の相性バッチリ。 やすし
109 春の土手乾きて散歩の足軽き
秋 浪
(1票)
  そのとおりです。いなか道をひたすら歩いています。 あづみ野
110 百年の蕾かぞへて鉢の梅
たいぞう
(1票)
  待ちに待った盆梅、咲き始めた時の喜びが浮かぶ。 望生
112 うららかやメロディーロードゲゲゲのゲ
寿々
(2票)
  何か楽しい気分になりますね やち坊主
  口調がいいですね。 宗太
115 探梅を兼ねて散歩の道選ぶ
秋 浪
(1票)
  さすが俳人、何をするにも句づくり一番ですね。 梅の花の数ほど句材が見つかるといいですね。 万年青
126 日だまりてふ優しき言葉犬ふぐり
柚子
(2票)
  季語がいいですね。犬ふぐり好きな花ですね。 あづみ野
  春らしい穏やかな日の光が感じられる句です。 犬ふぐりが効いていると思います。のんびりとした風景ですね。 秋桜
128 太陽に翳す指先小春かな
白梅
(1票)
  小春の太陽に眩しくて手を思わず翳すことはよくあり実感の句であると思いました。手でなく指先としたところ待ち望む来るべき春を指し示しているように思いました。 比良山
129 春風や洗濯物の影笑ふ
奈未
(3票)
  春の微風に洗濯物の影が笑うという把握が面白い。 おもちゃ
  影笑ふとは、楽しく読ませて頂きました!(^^)! 白梅
  影には光の意味もあるので、はためく洗濯物に光がきらきらまぶしいのでしょう。笑はないはずの洗濯物を笑ふとしたところがいいと思いました。 あさふろ
130 枝先に喜び集め梅の白
(2票)
  枝先に喜びが集まるという発想に脱帽です。 牛歩
  春一番に咲く梅の花は全身で春を表現しているように感じますね。 フリージアの君
135 生垣の穴通り抜け猫の恋
勇魚
(1票)
  まず穴を覗いて通るところに欲を感じます。 奈未
141 節分や夫婦別々医者通ひ
牛歩
(4票)
  はやく暖かくなってほしいですね じじっぺ
  我が家も同じです。
  いいと思います。 石山
  年を重ねると、色々な病気が出てきます。ご夫婦は別の病院に通われているのですね。 こんなおうちは多いでしょう。我が家もそうです。 ロジーナ


選評のみあった句

 
 
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