| 第102回 2月句会 披講(互選) |
| 2 | 夏痩せやひやりと重く銀の匙 | あかり |
(4票) | |
| 体調を崩されたのでしょうか。早く元気になって下さい。銀の匙で何を召し上がったのでしょうか。 | 良花 | |||
| ひやりと重い銀の匙に、夏痩せた自分がさかさまにうつっていたかも知れない。取り合わせが面白いと思った。 | あいるらんど | |||
| 夏痩せと銀の匙の組み合わせが面白いと思います。「ひやりと重く」が銀の匙の特徴をよく現わしていると感心しました。おしゃれで、お上手な句。!! | 秋桜 | |||
| 銀の匙の感じがよく出ていてそれが又夏痩せと微妙にあっていると思いました。 | 勇魚 | |||
| 5 | 湖風のよく通る日のメロン園 | 泥亀 |
(1票) | |
| 湖に開けたメロン園でしょうか。涼しい風が吹いて、メロンの香りが一面にただよって・・・・。 気持ちのいい風景ですね。しばし、現実の暑さを忘れます。 | はづき | |||
| 6 | 木橋渡る日傘の影を廻しつつ | 万年青 |
(1票) | |
| 単に日傘を廻したのではなく、この人は影を見ていて「日傘の影」を廻したのですね。表現としても巧みでリアルな句でもあると思います。 | 未来予想図 | |||
| 7 | 水旨し地産地消の冷奴 | 洋梨 |
(2票) | |
| 正味その土地の冷や奴ですね。涼しさが伝わってきます。 | 湯煙 | |||
| 健全な食生活。産地も作者も夏負け知らずでしょう。 | 涛子 | |||
| 8 | はにかみはセピアに冷めず敗戦忌 | 酒嫌い |
(1票) | |
| 青春の思い出は いつまでも熱いですよね | フリージアの君 | |||
| 9 | こだわりの少しほぐるや冷奴 | 我見庵 |
(1票) | |
| なんとなくぎごちない気分が冷奴で一杯で和む感じが良い。 | 邦生 | |||
| 10 | 夏遍路喜捨を受く掌に被爆痕 | 得心 |
(8票) | |
| 戦争の体験者は、年々減っていきますが、戦争を風化させては、ならないと思います。 | 牛歩 | |||
| 戦争・被爆の傷跡はいまなお消えることはないのですね。胸痛むことです | 涛子 | |||
| 被爆者にとって特に夏は色々胸を過ぎる事が多いでしょう、この句上五が良いですね | 鉾 | |||
| 世界でもまれな被爆体験の方が、心静かにお遍路さんになって喜捨を受けて居られるお姿に感動します。生死の境を経験された方でもなお修業をされなばならぬこの世の厳しさを感じます。 | スバル | |||
| 四国遍路で犠牲者を追悼されているのです。 御自身も被爆者でいらっしゃるようですね | 山笑 | |||
| まだ戦争の疵が?胸が痛みます。 | 歩 | |||
| たくみ | ||||
| お遍路さん、きっと戦争のない、核のない世界平和を願いつつ八十八カ所を巡っておられると思います。 | 洋梨 | |||
| 11 | 滴りや地球の涙千々となり | 幸代 |
(1票) | |
| 異常気象温暖化、地球は現在危機に瀕しています、こんな時に滴りを地球の涙と表現されたところがすばらしいと思います。 | かさね | |||
| 13 | 蜩に少し遅れて居る返事 | 朝歩 |
(3票) | |
| ひぐらし・・に何か日々忙しいというようなニュアンスがよみとれます。 | 純代 | |||
| 年期の入った老夫婦の日常を、巧く表現していますね。上五は「蜩や」として、切れをいれたい感じが しました。 | 翌檜 | |||
| 蜩の泣き始めるときの、唐突で高い音には いつもしばらく聞き入ってしまいます。 そんな感じが、よく出ている句と思いました。 | あかり | |||
| 14 | 大夏野馬より高き草の丈 | ぴっぴ |
(3票) | |
| 情景がよくわかります。乗馬の人が草に隠れて、というか馬を走らせられない状況。 | はるを | |||
| 馬より高きで、草の丈も大夏野の雄大な背景も想像でき涼しげな風も感じることが出来ました。 | 水草 | |||
| 何処の夏野か。馬より高い草丈にその壮大さを感じました。 | 得心 | |||
| 16 | 弁当の膝より花野広がれり | あづみ野 |
(7票) | |
| すがすがしい気分ですね。 | はるを | |||
| 作者の目は先ず膝に、そして花野へひろがったのですね。 | 朝歩 | |||
| 花野に腰掛けて弁当食べている景がよく見える | やち坊主 | |||
| 花野に座ってお弁当を開くと、どこまでも野が広がっている様が膝よりはじまるといったところがいいとおもいました。 | 久敬 | |||
| お弁当美味しいでしょうね。 | 眠兎 | |||
| 「膝より花野広がれり」嘱目が素晴らしいと感じました。 | ぴっぴ | |||
| 膝より花野が広がるという表現が上手いと思いました。広々とした花野が目に見えるようです。 | 風華 | |||
| 18 | 白馬村夏の来客こうのとり | 萌菁 |
(1票) | |
| 白馬村にコウノトリ。いい取り合わせです。 雪渓の残る北アルプスの鋭角模様、これに絶滅危惧種のコウノトリが舞い降りたのです。美しい村ですね。 | スバル | |||
| 23 | サワサワと今日は巣立つかツバメの巣 | 樹氷 |
(1票) | |
| サワサワと音がいいですね。ツバメはもう巣立ったおですね、来年も叉来てくれる事でしょう | さつき | |||
| 25 | 夏の雲ダムの湖面を溢れけり | 翌檜 |
(4票) | |
| 湖面に映る青空と白い雲、暑い夏ながら清々しい風景ですね。 | 美蛙 | |||
| 読みおいて此れほど無駄もなく一幅の情景の膨らむ作者に感激。 | 海 | |||
| 今朝 まさにこの情景を目にしました。 | あかり | |||
| 「溢れけり」がいいですね。山狭のダム湖面と入道雲、光景が広がります。 | 秋羅 | |||
| 30 | 一村の鐘の木霊や広島忌 | 海山 |
(4票) | |
| 日本全国の隅々まで、慰霊の気持ちが満ち満ちていますね。なのに、核兵器がなくならないとは憂うべきことです。 | はるを | |||
| 厳粛なる(中七)の響きに心打たれ感激しました。 | 無庵 | |||
| あの日を語り継ごう。木霊のように人から人へ。 | 山笑 | |||
| 原爆の悲惨さを忘れまじでしょうね。 | 汕山 | |||
| 32 | 一茶堂に誓子の揮毫風涼し | スバル |
(1票) | |
| 誓子先生の足跡の後を懐かしくも慕わしくも思われているご様子が読み取れ「涼し」の季語も良く効いていると思います | 貝母 | |||
| 33 | 子に与ふ蝉の羽もぎ青葉木菟 | はづき |
(1票) | |
| 昨今の幼い子供たちが置かれている状況を見聞きすると、動物の情愛ですらこのように深いのに、と悲しくなります。 | 明彩 | |||
| 35 | 緑蔭や兄のゐぬ間の母のひざ | 佳月 |
(2票) | |
| 団欒がありありと伺える とても良い句ですね。季語もぴったりです。 | 酒嫌い | |||
| 兄の居ない間に母に甘える幼子の心情、わかります。 | 朝歩 | |||
| 36 | 青大将素手に掴まれ垂れさがる | あづみ野 |
(1票) | |
| 私は蛇年ですが蛇が一番嫌い、昔ガキ大将が振り回して、威張っていたのを思い出します、でも私は喜寿の祝いに自分の為にパイソンのバッグを、奮発して買いました色は茶ですが縞がかすかに鱗はざらざら使いにくくて失敗でした。何のためにこんなのを買ったのか疑問です、いまそれを思い出してしまいました。変な事書いてすみません | かさね | |||
| 39 | 地下道を抜ければ蝉の国となり | 明彩 |
(2票) | |
| 今年は蝉が元気でした。共感の一句です。 | 無三 | |||
| 街路樹に蝉が盛んに鳴いていたのでしょう。暑さがドット押し寄せるようです。 | 秋羅 | |||
| 42 | いなびかり花ばな全て生殖器 | 我見庵 |
(2票) | |
| 花は愛でるものと思っていました。しかし、この句こそが真実でした。花は生き物で種を保存せんがために、時に美しく、時に香りよくあるのですね。 | 黒猫 | |||
| 中七下五の大胆な断定に思わずハッとさせられる。大変印象に残った句です。 | 未来予想図 | |||
| 44 | 八月の水音ひそやか厨ごと | 水草 |
(1票) | |
| 日常のことながらそれだけではない機知を感じさせるものがある。 | 照夫 | |||
| 45 | エレベーター閉まる別れや夜の秋 | よせふ |
(4票) | |
| エレベーターの閉まる時。列車の窓よりせつないような・・・ | 純代 | |||
| 戸が閉まってゆく時間。ばつの悪さ・名残惜しさ・切なさなどなど・・ 船での別れのテープと同じようで、華やぎのなさに季語があっていると感心 しました。エレベーターは閉まりませんが・・(^!^) | 灌木 | |||
| エレベーターの前まで送られたのでしょうね、 いまどきの住宅事情を垣間見る思いです。 | 淡雪 | |||
| 現代的な、あっさりした別れ。「夜の秋」がほどよい寂しさをかもしています。 | はづき | |||
| 46 | 農夫逝き田に昼顔の揺れ止むまず | 風華 |
(1票) | |
| 昼顔のかわいい花の逞しさも農夫の俤に重なります。 | 幸代 | |||
| 48 | 帰省子の大の字許す広さあり | 山笑 |
(3票) | |
| 畳の部屋広いところがあっていいですね。 | さつき | |||
| 帰省子への愛情と寛容が詠まれています。 | 幹夫 | |||
| お子さんは田舎の涼風と畳の匂いを満喫しているのでしょう。 | 秋羅 | |||
| 50 | 空蝉に命の余韻ありにけり | 賛(あきら) |
(2票) | |
| 中七に共感致しました。 | 佳月 | |||
| 命のすりぬけてきた抜殻に「余韻」を感じます。 | 幸代 | |||
| 52 | 夏休み恐竜館の小学生 | はるを |
(1票) | |
| 小学生の好奇心が、将来大人になったときの夢に繋がります。子供のきらきらした眼が目に浮かびます。 | 牛歩 | |||
| 54 | 主夫といふ一人の暮し冷奴 | 旅人 |
(2票) | |
| 主夫という思いで一人暮らしを支えていらっしゃるんですね。冷や奴は手間いらずの最高の食材!頑張って下さい。 | 荷香 | |||
| 男の人の一人暮らし。でも、主夫という表現から、何もかもこなしておられる様子が伺え微笑ましくかんじます。頑張ってください。冷奴が利いていると思いました。 | 風華 | |||
| 57 | 星空に烏賊釣り船の灯がまぎれ | 山笑 |
(4票) | |
| 漁の光景がよく見えました。 | 信号青 | |||
| 状況がよく把握できる句だと思います。海と空を隔てる水平線が暗くて見えなかったのでしょう。その鋭い視点に感心しています。 | 湯煙 | |||
| 何処から何処までが星空やら烏賊釣りの灯りは キラキラほんとに綺麗ですねぇ~ | カンナ | |||
| 星の光と烏賊釣りの火の光は異質なものとは思いますが遠く海上に見えている火が両者入り混じっていると言うのでしょうか実際に見たことはありませんが暗い海の火の動きが見えるようです | 貝母 | |||
| 58 | 初蛍掌ゆるめて光らしむ | 歩 |
(1票) | |
| 囲んでる手をそっとゆるめて~~描写の妙です。 | 無庵 | |||
| 59 | 風死しして工場のうなり今はなし | ぶんこ |
(1票) | |
| 一日中、大きな音をたてていた頃とはちがい、工場はこの不況で、閉鎖されたのか。風も止んで暑さばかりが増す。現在の世情を、うまく詠んでいる。 | あいるらんど | |||
| 60 | 政変をつげし梵鐘灼けるまま | 宗太 |
(1票) | |
| 坪内稔典が時代俳句という事を言っています。故事に関連があるなら、もう少し具体的な材料を詠み込んで頂きたい。それとも焦眉の民主党代表戦のことでしょうか。 | 我見庵 | |||
| 61 | 園児らの薯掘る度の叫び声 | 牛歩 |
(3票) | |
| 薯を掘つている園児たちの様子がわかります。 | あづみ野 | |||
| 幼稚園の恒例行事でしょう。園児らの無邪気さが詠まれています。 | 幹夫 | |||
| 喜びの大きな声が聞こえてきます。 | 萌菁 | |||
| 63 | 泣き止めてしゃくり上げては冷奴 | 洋梨 |
(1票) | |
| 子供さんが泣いているのでしょうか。ひややっこすら、なかなか喉を通らないのですね。 | ぶんこ | |||
| 69 | 風鈴の舌喜ばす海の風 | ぴっぴ |
(1票) | |
| 風鈴の舌とはお上手な表現。 | 朝歩 | |||
| 70 | 夏の草湧き出づ雨後の大地より | 勇魚 |
(1票) | |
| 雨が降り夏草がいきいきと茂っている様子が詠まれている。雨後の大地よりがよいとおもいました。 | 杏 | |||
| 71 | 広島の喪の刻覆うサングラス | 照夫 |
(1票) | |
| サングラスを通してみたものは,当時の凄惨たる光景だけではなく,現在の平和な光景であったと信じたいです。 | 信号青 | |||
| 76 | 蝉声や平均寿命また延びる | フリージアの君 |
(1票) | |
| 短い蝉の命の事を何も言わず、中七、下五もさらっと言い切ってとても、内容深くお上手な御句とおもいました。 | 万年青 | |||
| 77 | 盆の入りしきたり多き旧家なり | 眠兎 |
(1票) | |
| 盆のしきたりは家系によりまた地方により様々ですが、旧家ほど厳格におこなわれるようですね。時代の変化に耐えていつまでもその心の伝統が継承されて行って欲しいものです。 | 湯煙 | |||
| 79 | 着流しや肌にさらりと祭り笛 | 海 |
(1票) | |
| 祭りという非日常の世界の、うきうきした気分が句によくでています。 | 牛歩 | |||
| 80 | 里山に入り万緑の深さ知る | 淡雪 |
(1票) | |
| 万緑を深さで、お見事です。 | 酔竜 | |||
| 81 | 麦秋を貫くリニア実験線 | 未来予想図 |
(1票) | |
| つぎつぎと新しいことに挑戦して、速度を競っていられるが狭い日本そんなに急がないで、素晴らしい青山河を満喫しましょう。 | 歩 | |||
| 84 | 朝虹の立ちて迎ふる原爆忌 | 明彩 |
(1票) | |
| 朝虹と共に迎えた原爆忌。此の平和を壊すことのないようにと心から祈ります。 | 荷香 | |||
| 85 | 香水の人やっと降りエレベーター | 純代 |
(1票) | |
| やっと降りで香水の香が不快だったことがよくわかります。良い香りも密室に籠ると困ります。 | 勇魚 | |||
| 87 | 錦帯橋流れの中に鮎が見ゆ | 貝母 |
(1票) | |
| 錦川の清らかな流れが見えるようです。 | 洋梨 | |||
| 88 | 構へたるバットに止まるとんぼかな | 邦生 |
(4票) | |
| ありうる光景、ボールに羽根が生えてホームランかも | やち坊主 | |||
| バッターは真剣で気づいてないのかしら。 楽しさが伝わってくるお句です。 | 眠兎 | |||
| 緊迫した情景にとんぼが場違いにのどか。対比が面白いです。 | ぶんこ | |||
| 一瞬をとらえたお句です。とんぼも一瞬だったでしょうね。 | あづみ野 | |||
| 92 | 老鶯の声もとりいれ祝膳 | 黒猫 |
(3票) | |
| 実に軽やかな詠みに見せられ戴きました。 | 海 | |||
| 夏座敷の連想もとりいれ、気持ちの良い句と感じ入りました。 | 灌木 | |||
| 「祝い膳」は「早苗饗」のことでしょうか。多くの人が賑やかに集まっていいる雰囲気が読み取れます。 | 山笑 | |||
| 93 | 旧友の長き手紙や秋立つ日 | 秋羅 |
(1票) | |
| 色々と想像をかき立てられるお句です。季語が効いているのでしょうね。 | 佳月 | |||
| 94 | タワービル入道雲を背負ひ立つ | 荷香 |
(1票) | |
| 流石、大きなビル! 背負い立つが良いです。 | 白梅 | |||
| 95 | 戦争の記憶引きずる八月尽 | 牛歩 |
(1票) | |
| 体験者は消すに消せない記憶ですね。 | 淡雪 | |||
| 96 | 稜線の入日影濃し鮎料理 | かさね |
(2票) | |
| 高所での雄大な景色を眺めつつ、美味しい鮎料理)^o^( | 白梅 | |||
| 調べも良く鮎料理の美味しさまで伝わって来ます。 | ぴっぴ | |||
| 98 | 起きぬけの日課となりぬトマトもぎ | 良花 |
(1票) | |
| 毎朝一番に熟れたトマトを収穫、羨ましいです。 | 美蛙 | |||
| 103 | 湯がたぎり袱紗角立つ夏座敷 | 灌木 |
(3票) | |
| 夏の茶室のぴしっとした雰囲気が、袱紗角立つ、に出ていて素敵。 | 水草 | |||
| 夏の茶席優雅に御手前を楽しまれて良いですね 中七の表現に惹かれました | 鉾 | |||
| 柔らかい絹の袱紗なのに角がピシッと立つと言う茶道の緊張感が伝わってきます。湯がたぎり…がいいですね。。 | カンナ | |||
| 104 | 蝉の穴黄泉見ゆるかと覗き込む | 翌檜 |
(4票) | |
| こんな俳句が作れるようになりたいです 勉強になりました | 旅人 | |||
| 蝉の穴の句でこのように詠まれたのは初めてのようにおもいます。面白いとおもいました。 | 万年青 | |||
| 凄まじい限りです。 | 汕山 | |||
| 興味津津、ユニークな句ですね。 | 洋梨 | |||
| 109 | 日本語のたどたどかしく貸浴衣 | 酔竜 |
(1票) | |
| 外国から来た観光客が日本の文化を体験しようとしているのでしょうか。着方まで教わっているのでしょうか。 | 貞歩 | |||
| 112 | 問ひ返す誤診告知の爽気かな | 酒嫌い |
(2票) | |
| 大変な病気の告知を受けそれが誤診だったと知らされた 思わず問い返した やはり誤診だった 胸を撫で下ろした、なんて爽快なんでしょう、本当に良かったですね!!! 誰でもが経験しそうな事でもあり共感出来ます。 | 妙 | |||
| 心配事があっけなく晴れて何よりでしたね。茶目っ気も感じられます。 | 明彩 | |||
| 113 | 電話切りケセラセラと髪洗ふ | 純代 |
(2票) | |
| ケセラセラ使いたかったのです。教わりました。 | 酔竜 | |||
| 何か電話の会話の中で意に満たないことでも有ったのかも知れませんね、ケセラセラ…だわぁ~ なるようにしか成らないのだから… | カンナ | |||
| 114 | 虫しぐれ今宵は悼む音となりぬ 寒蘭さま | 海山 |
(3票) | |
| 「寒蘭」さま名前だけしか存じ上げませんが、心からお悔やみをも押し上げます | かさね | |||
| 虫しぐれはあわれを誘うものでしょうがまして近く悼む人があるとなお更のことと思います、私もこの夏句友を亡くしました、寂しいです | 貝母 | |||
| たくみ | ||||
| 117 | 屠らねばならぬ毛虫のうすみどり | 涛子 |
(1票) | |
| 毛虫はどうにも苦手なのですが、この句は美しいと思いました。 うすみどりの毛虫なら好きになれるかも知れません。 | あかり | |||
| 118 | おにぎりの夢ばかり見し終戦日 | 無庵 |
(2票) | |
| 本当にあの頃はひもじかったです。終戦日のお句で、おにぎりと詠まれたのはお手柄だと思います。 | 歩 | |||
| 食べ物のない時代を過ごした昔。終戦日を迎えるたびに思い出しますね。 | 杏 | |||
| 120 | 餘部の鉄橋掛け換え天の川 | 山笑 |
(1票) | |
| 鉄橋からコンクリート橋に架け替えられたところ。季語「天の川」がぴったり。 | 宗太 | |||
| 122 | 鰻屋の置物誉めて帰りけり | あいるらんど |
(3票) | |
| 美味しかった鰻をこのように表現。うまい。 | 酔竜 | |||
| 鰻 食べたのかしら?それとも置物誉めただけ?ちょと考えました 楽しいお句です。 | あづみ野 | |||
| せっかくの鰻屋も、夏ばてだったのでしょうか。残念なことです。 | 無三 | |||
| 124 | 抽んでる蓮葉裏向く大夕立 | 鉾 |
(1票) | |
| 激しい夕立の様子が目に見えるよう。 | 萌菁 | |||
| 125 | からからの土に揚羽の影の濃き | 信号青 |
(2票) | |
| 暑さの中を揚羽蝶が通っていくのをよく見かけます。 | ぶんこ | |||
| 日差しの強い中を飛ぶ揚羽蝶の存在が詠まれています。 | 幹夫 | |||
| 128 | 夏休み帰国の孫を見上げたる | 宗太 |
(2票) | |
| この、見上げたる、の簡潔よく分かります。 | 水草 | |||
| 今年の春孫に身長越されました それ以来逢っていませんが 子どもの成長は目覚しいです | 賛(あきら) | |||
| 129 | 二人居の今が幸せ星月夜 | 良花 |
(1票) | |
| 実感でしょうね 4年前に妻を亡くした者には羨ましい限り! | 旅人 | |||
| 130 | 目の下の隈くっきりと熱帯夜 | 黒猫 |
(1票) | |
| 本当に今年は暑いです。私も睡眠不足が続いています。 | 信号青 | |||
| 132 | 黴の香のする一冊の重さかな | 海山 |
(1票) | |
| 計り知れない程の 大切で大きなものという印象を受けました。 | フリージアの君 | |||
| 134 | 金銀の水引涼し新生児 | 眠兎 |
(1票) | |
| 命名の書を枕元にお祝いですね、実感として迫ります。 | 無庵 | |||
| 135 | 蜂捕らふ窒息を待つガラス瓶 | 勇魚 |
(1票) | |
| 怖いですねぇ~。猛暑のなか、少し涼しくなりました(^^ゞ 当季でなく、動くでしょうが、百物語ということで。 | 灌木 | |||
| 137 | 着メロはラバウル小唄終戦忌 | 幹夫 |
(2票) | |
| 終戦日の季語でこのように詠まれていいですね | 久敬 | |||
| 終戦忌と今風の上五の取り合わせ曲が良いですね | 鉾 | |||
| 139 | カーテンの揺れる風にも秋気配 | 杏 |
(1票) | |
| やさしい句ですね。 | さつき | |||
| 142 | 炎天を来て塩飴を貰ひけり | 妙 |
(1票) | |
| 暑い時は塩分も必要ですから良かったですね。 | 淡雪 | |||
| 145 | 空を見ている真つ青なサングラス | 勇魚 |
(1票) | |
| 真っ青な空がサングラスに映っている | やち坊主 | |||
| 151 | 流れざるものは沈めて秋の水 | 朝歩 |
(3票) | |
| 秋の水の季語が、効いていて、一句に静かなたたずまいを感じる。心象的なものも感じられて、好きな句。 | あいるらんど | |||
| よく澄んだ水の流れが連想されます。流れざるものの一つ二つは風情ですが多すぎては興ざめですね。 | よせふ | |||
| そうして滔々とまた蕩々と流れて行くのです。歴史もまた…。 | 我見庵 | |||
| 157 | 奇声上げハイハイする児雨蛙 | 樹氷 |
(1票) | |
| 赤ちゃんの様子をこんな風に捉えておられるのがおもしろい。かわいいですね。 | フリージアの君 | |||
| 159 | 古書の文字ルーペにたどる大暑かな | 涛子 |
(2票) | |
| 寄る年波で文字がよく見えなくなり、ルーペを頼りの悪戦苦闘。暑さがこたえますね。 | 翌檜 | |||
| 古書はことに印刷も擦れて見難い、暑さ一入です。 | 幸代 | |||
| 160 | 友のため一つ買い足す茄子の馬 | 純代 |
(4票) | |
| 上五が「情愛に満ちた」、しみじみさせる句。 | 酒嫌い | |||
| 友の霊を迎える茄子の馬を用意するなど、優しい心遣い胸にしみます。 | 貞歩 | |||
| 亡き友を思う気持ちが表れている。 | 邦生 | |||
| 親しい方を想い出す静かなお盆なのですね。 | 明彩 | |||
| 163 | 木の家に障子と畳ひぐらし鳴く | あいるらんど |
(1票) | |
| こんなお家に蜩が似合います。 | 勇魚 | |||
| 165 | 盂蘭盆会想い出ばかり話す母 | 鉾 |
(1票) | |
| 母上のお母上。 | 樹氷 | |||
| 167 | 夏座敷昭和の匂いまだここに | 義久 |
(1票) | |
| 都会から夏座敷が消えました。昭和も遠くなり、私たち昭和一桁の世代もやがて消える日がきます。夏座敷とは懐かしい季語です。 | よせふ | |||
| 169 | 一茶句碑まわりは無数の蝉の穴 | 萌菁 |
(1票) | |
| 流石、一茶さんですネー | 白梅 | |||
| 170 | 初恋の人のうしろに入り踊る | 眠兎 |
(2票) | |
| 祭りで帰省したら、初恋の方に出会ったんですね。すでに結婚されていて、遠慮気味に初恋の人の後ろに入って踊った盆踊り。心がゆすられますね。 | スバル | |||
| 盆に帰省した折、初恋の人を見かけた時の態度でしょうか。 | 邦生 | |||
| 175 | 風鈴の舌が多弁に秋に入る | よせふ |
(1票) | |
| 季語の必然性が表現から感じられる。 | 照夫 | |||
| 176 | あてもなく暑気連れて入る百貨店 | 湯煙 |
(4票) | |
| 暑さに耐えきれずついついデパートやコンビニなどクーラーの効いた建物に逃げ込むことがあります。 ユーモラスな句ですね。 | 美蛙 | |||
| 気持ち良く分かります。どこか哀しさを誘う一句です。 | 貞歩 | |||
| この気持ちよくわかります | 久敬 | |||
| 目的は無いけれど暑気逃れに冷房のデパートへ。 身につまされる光景です。 | 得心 | |||
| 177 | 応援の汗食塩の吹き出しさう | 荷香 |
(1票) | |
| 塩分。 | 樹氷 | |||
| 179 | 蜻蛉乗る水引草は上下して | 水草 |
(2票) | |
| 蜻蛉もシーソーに乗った気分でしょうか。 | 萌菁 | |||
| シンプルですが、観察の目の効いた句。 | 未来予想図 | |||
| 181 | 挨拶のつい愚痴となる暑さかな | 秋羅 |
(2票) | |
| 今年の猛暑を先取りで無類の詠みに戴きました。 | 海 | |||
| 本当に暑い夏を「愚痴となる暑さ」と表現されて良い句だと思います、私もつい愚痴を言っています。 | 妙 | |||
| 185 | 炎天下同行二人影一つ | 義久 |
(5票) | |
| 笠には同行二人と書いてあるのですが、影は・・・ ・・。 | 翌檜 | |||
| 徒歩の遍路。お大師様と一緒に歩いているのです。同行二人なれども影は一つ。言えそうで言えないように思いました。 | 得心 | |||
| 炎天下の巡礼は大変でしょうね。句のリズムが良くて「影一つ」がす~と心に沁みました。 | 荷香 | |||
| 人生「修行」でしょうね。 | 汕山 | |||
| 雲一つない真夏の太陽の下を行く一人の遍路。濃い短い影が一つ。他は、何も描かれていない。精神も、思いも、何もかも影一つに凝縮されている。惹かれた句です。 | 風華 | |||
| 186 | 遠花火小石をひとつ投げてみる | 酔竜 |
(1票) | |
| 波紋の一つでも興してみたい気持ち。 | 我見庵 | |||
| 187 | 保証書のどれがどれやら秋暑し | 佳月 |
(6票) | |
| 全く保証書というヤツは面倒ですよね。ちょっと値の張るものを買えば必ずついてくる。結局使わず期限切れとなるのですが、買った時は、万一のために取っておくのです。其れきり保証書のことは忘れてしまうから、保証書ばかり溜まってしまうんですよね。秋暑しでいらいら感がよく出ていると思います。 | 黒猫 | |||
| 肝心の物が無くなっているのに保証書や、説明書が残っていたりして・・私も何か壊れるたびにひっくり返して探しています。でも、こんなことなかなか俳句には出来ないと思うのに、面白いとおもいました。 | 万年青 | |||
| 電化製品の増える中取扱説明書も箱に増え、必要なときなかなか見つからず、いらだたしさがよく判ります。 | 宗太 | |||
| エアコンでも故障したのでしょうか、色々な家電の保証書があり過ぎて・・秋暑しが合っていると思います。 | 妙 | |||
| 同感です。涼しくなれば整理しようと思う日々です。 | 杏 | |||
| 今年の暑かったこと。そして残暑も厳しい。うんざりする暑さでした。 | 無三 | |||
| 189 | 職安を知らぬ生涯稲の花 | よせふ |
(4票) | |
| 季語がきいています。コツコツと生涯を農業にて・・ | 純代 | |||
| 手に職をお持ちの方と想像しました。稲の花が幸せを感じさせる良い句だと思います。 | 良花 | |||
| 背伸びもせずに人生を味わう落ち着きが「稲の花」に表わされていて、格調のある句に仕上がっています。 | 酒嫌い | |||
| 農業一筋にやってこられたのでしょう。きっと後悔はないでしょうね。 | 佳月 | |||
| 193 | デジタルの世を憂ひては生身魂 | 妙 |
(3票) | |
| 生身魂でなくともまさにそうです。 | 良花 | |||
| 私も近い将来このようになるのだと思います | 旅人 | |||
| 何もかもデジタルになっていく世の中、これから益々ついていくのが大変になる事でしょう。他人事ではありませんね。(;一_一) | 秋桜 | |||
| 195 | 野外授業素手でつかんだ青大将 | 萌菁 |
(1票) | |
| 昔のことでしょうか 畦道を一人で歩いているときに青大将に出会いました 棒切れでつついてみましたが 藪の中に逃げて行きました 「素手でつかんだ」敬服です | 賛(あきら) | |||
| 200 | 立秋と言ひて安堵をすこしづつ | 水草 |
(1票) | |
| 立秋立秋と呪文のように唱えて、暑さをやり過ごす・・・こんな「暑さ」の詠み方もあるんですね。 | はづき | |||
| 202 | 塩つけて胡瓜を食べてる剣が峰 | 貞歩 |
(1票) | |
| 美味。 | 樹氷 | |||
| 203 | 背を割つて着替へる妻に西日さす | 灌木 |
(3票) | |
| 私も時々ジッパーを上げさせられます。下ろすのはひとりで出来るようです。「背を割って」の直截な表現に感心。 | よせふ | |||
| 「背を割つて」とはユニークですね。 蝉の羽化のように涼しげにお召し替えでしょうか。 | 涛子 | |||
| 暑い日中のお出かけだった奥様は夕方帰宅された。うすものを浴衣に着替えようとの所作を捉えた「背を割って」の表現に感銘しました。 | 宗太 | |||
| 204 | ほとばしる子の疑問符や魂祭 | 佳月 |
(1票) | |
| をさない子供にとってお盆の行事は意味不明のことばかりだと思います。私が小さい頃もそうでした。その疑問に一つ一つ答えてあげるのが大人の役目なのでしょうね。私には自信がありませんが… | 黒猫 | |||
| 205 | かき氷三年坂を登り来て | 秋桜 |
(1票) | |
| たくみ | ||||
| 209 | 置時計刻を一途に敗戦忌 | 酔竜 |
(1票) | |
| 昭和20年8月15日正午を今も刻み続けるこの時計は作者の心のなかの時計でもある。 | 照夫 | |||
| 212 | 秋刀魚焼くコンロを庭に据ゑにけり | はるを |
(1票) | |
| 私事ですが、やはり七輪で秋刀魚を(ベランダ)で焼きます。句に出来たらと思っていましたら、良い句に出会えました。 | ぴっぴ | |||
| 214 | 加速して急減速の蝉の声 | やち坊主 |
(2票) | |
| 加速減速よく聴いてみると本当にそうですね。 | 眠兎 | |||
| 蝉の鳴き様をよく捉えて表現されておられると感心しました。まさにこの通りの鳴き方をよくしてますね。お上手!! | 秋桜 | |||
選評のみあった句
| 1 | 不意打ちに蝉の小便かけられて | 白梅 |
||
| 詩心がかけている | はるを | |||
| 珍しい発見ですね。それでどうなりましたか?興味津々。 | 湯煙 | |||
| こんなことも俳句に出来るのですね | 旅人 | |||
| 天然水。 | 樹氷 | |||
| 災難でしたね(^^) | 妙 | |||
| 2 | 夏痩せやひやりと重く銀の匙 | あかり |
||
| 中七「ひんやり重く」が実感。 | はるを | |||
| 手にしたスープの匙の冷たい感触と、いつもより少し重たい感じたのは、夏痩せのせいか・・・。 | 翌檜 | |||
| 夏痩せ・・・うらやましいような(笑) 銀の匙の重さ、冷たさが実感として伝わります。 | 涛子 | |||
| 貴い。 | 樹氷 | |||
| スマートな表現で好きです。 夫婦茶碗を間違え夫の茶碗をもって知る重さ。」今まで茶碗が重いと感じたことはないのにと。 | 海山 | |||
| 詩的な言葉ですが、実際の事でしたらいささか心配ですね。 ひやりと重き>では如何でしょうか。 | 淡雪 | |||
| 「ひやりと重く」に感じました | スバル | |||
| お大事になさってくださいね。 | 眠兎 | |||
| 3 | こんがりと焼けるは地球熱帯夜 | スバル |
||
| 気持ちはわかりますが、観念的の感あり。 | はるを | |||
| 熱中病。 | 樹氷 | |||
| 「こんがりと」愉快な表現ですね。良いのではないでしょうか。 | ぴっぴ | |||
| 4 | 盆の花墓に供ふや蝶止まる | 善夫 |
||
| 季語がうるさい感じ。 | はるを | |||
| お墓 | 樹氷 | |||
| 5 | 湖風のよく通る日のメロン園 | 泥亀 |
||
| 素直でよい。 | はるを | |||
| 熟れる美味 | 樹氷 | |||
| 湖風が太陽の熱射を適度に和らげ 美味しいメロンの豊作が想像されます。 | 妙 | |||
| 6 | 木橋渡る日傘の影を廻しつつ | 万年青 |
||
| 日傘の影を廻す・・・が良いが、上5のリズムがわるいかと。 | 純代 | |||
| 牧歌的風景。 | はるを | |||
| 有名見物 | 樹氷 | |||
| 7 | 水旨し地産地消の冷奴 | 洋梨 |
||
| おいしそうな句ですね。 | はるを | |||
| 天然の美味。 | 樹氷 | |||
| 地産地消はいい行いですね。今は水まで輸入品を使っている。日本の水は世界最高なのに。このおいしい水で作った豆腐は股格別。 | スバル | |||
| 地産地消が良いですね。 | 妙 | |||
| 水のいいところは何でもおいしいですよね。 | 萌菁 | |||
| 8 | はにかみはセピアに冷めず敗戦忌 | 酒嫌い |
||
| よくわかりません。 | はるを | |||
| 悲。想い。 | 樹氷 | |||
| 三つ子の魂百までもでしょうか。 | 汕山 | |||
| 9 | こだわりの少しほぐるや冷奴 | 我見庵 |
||
| 類想がありそう。 | はるを | |||
| 「ま、いいか」と呟く声が、聞こえるようです。 | 朝歩 | |||
| 癒えて。 | 樹氷 | |||
| 気持ちの分かる句ですね | 海山 | |||
| 美味しいものを食べると確かにこだわりもほぐれててきますね、同感。 | 幸代 | |||
| 10 | 夏遍路喜捨を受く掌に被爆痕 | 得心 |
||
| 写生句ですね。 | はるを | |||
| 癒えず。悲。 | 樹氷 | |||
| 被爆痕にはビビリました。強い俳句ですね。 てだけでなく、体中に被爆痕があるかも知れませんね。頑張れ!! | スバル | |||
| 戦後65年、未だ戦争、被爆の苦しみは癒えていない。何とコメントして良いか・・・悲しいと一言では表現出来ない。二度と起こってはならない事です。 | 秋桜 | |||
| お遍路さんの人生の起伏が見えてきます。 | はづき | |||
| 11 | 滴りや地球の涙千々となり | 幸代 |
||
| 大げさな表現が気になります。 | はるを | |||
| 大粒の。 | 樹氷 | |||
| 12 | 勝手口守宮夜な夜な訪ね来る | カンナ |
||
| 訪ね来るが滑稽 | 旅人 | |||
| いる。いる | 樹氷 | |||
| 夜な夜な来る守宮に親近感を覚える作者様です。 | 妙 | |||
| 13 | 蜩に少し遅れて居る返事 | 朝歩 |
||
| 面白い句。蜩よりも遅れる返事、その通りですよね。 | 酒嫌い | |||
| 盛夏。 | 樹氷 | |||
| 14 | 大夏野馬より高き草の丈 | ぴっぴ |
||
| 夏草の盛んなるさまが見えますね。 | 翌檜 | |||
| 雄大で心が洗われます。 | よせふ | |||
| 大い天然の。 | 樹氷 | |||
| 何処でしょうか?馬の背丈より高い草の原。馬は駆けることなく、ゆったりと草を食べている光景が浮かびます。 | スバル | |||
| 雄大な風景。今年の暑さも草にとっては力の源だったのでしょうか。 | 涛子 | |||
| 景が見える様です。 | 妙 | |||
| 15 | いかづちの国のまほらを恣 | 湯煙 |
||
| ほしいまま. かってきままである。日本人? | 樹氷 | |||
| 16 | 弁当の膝より花野広がれり | あづみ野 |
||
| 花野で食べるお弁当、本当に美味しいでしょうね | 妙 | |||
| おとぎの風情 | 樹氷 | |||
| 「弁当の膝より」が巧み。 | はづき | |||
| 17 | 学僧の列に蝉声降りかかる | 万年青 |
||
| 厳勉の中。 | 樹氷 | |||
| 18 | 白馬村夏の来客こうのとり | 萌菁 |
||
| 珍鳥訪飛。 | 樹氷 | |||
| 白馬村にコウノトリが来たんですね。きっと木の上か、電柱の上にとまっているのでしょう。 コウノトリは鳴かないで、嘴をこすり合わせて音を出すようです(スパッタリング)。きっと残雪の北アルプスが見えていることでしょう。 | スバル | |||
| 絶滅の危機を地元の人たちの愛と努力のおかげで、 | 歩 | |||
| 19 | 二月堂涼しき廊へ運び出す | 邦生 |
||
| 仏像様 | 樹氷 | |||
| 見た目にも涼しい卓を更に涼しい場所に、涼しさの活きた句と感じました。 | ぴっぴ | |||
| 20 | 首振りて夏日の芯を猫帰る | 照夫 |
||
| いい句ですねえ、とても俳句的表現で・・・。「さすがの猫も」がよく表わされていますね。 | 酒嫌い | |||
| 猫も猛熱。 | 樹氷 | |||
| 21 | 早稲の穂を薙ぎ払ふかに疾風かな | 匡 |
||
| 一風涼 | 樹氷 | |||
| 22 | 炎天に阿吽の鴉歩み居て | 明彩 |
||
| あまりの暑さに鴉も地に降りて・・・。 | 翌檜 | |||
| 何れえ | 樹氷 | |||
| 24 | 浜施餓鬼今年は蝶を見ぬと言ふ | 無三 |
||
| 原因は異常気象でしょうか?生態系が変化しつつあるのかもしれませんね。 | 湯煙 | |||
| 蝶の悲恋 | 樹氷 | |||
| 25 | 夏の雲ダムの湖面を溢れけり | 翌檜 |
||
| ダム湖いっぱいの夏雲の動きを観ている作者、のんびりとした時を感じます、いいですね~。 | 淡雪 | |||
| もくもくと湧く夏の雲が、湖面に映り、溢れんばかり。情景が目に浮かぶようです。 | 秋桜 | |||
| 満つ水。 | 樹氷 | |||
| 26 | 賑はひの消えて秋めく海の家 | 良花 |
||
| 海水浴シーズンの終った光景を上手く捉えておられる | 旅人 | |||
| 秋の訪れ。 | 樹氷 | |||
| 今年の夏は本当に暑くまだまだ残暑が厳しいようですが やがて秋ともなれば、賑わいも消えて行きますね。 | 妙 | |||
| 27 | 落蝉数多土に還れと雨が打つ | 風華 |
||
| 人もいずれ。 | 樹氷 | |||
| 28 | 西瓜玉猪避(ししよけ)電流柵の内 | たくみ |
||
| ししよけをしてるスイカ畑 近くの畑では鳥除けをしてても1晩で家庭菜園の西瓜皆なくなって収穫に来た子が泣いてました せちがらい時代ですね | 鉾 | |||
| 猪も望む | 樹氷 | |||
| 29 | 新盆に姉の形見を懐かしむ | さつき |
||
| 想い、永遠に。 | 樹氷 | |||
| 30 | 一村の鐘の木霊や広島忌 | 海山 |
||
| 鎮魂の鐘を鳴らす山間の村。 木霊に耳を傾ける敬虔な姿が浮びます。 | 涛子 | |||
| 鐘の木霊が死者の声の木霊に聞こえて悲しさを覚えます。広島忌… | カンナ | |||
| 言霊も。 | 樹氷 | |||
| 黙祷の合図ですね、多くの犠牲者のお陰で築いた平和を願わずにはいられませんね。 | 淡雪 | |||
| 鎮魂の鐘の音は心に響きます。 | はづき | |||
| 31 | そのことを父は語らず八・一五 | 宗太 |
||
| 「八・一五」を敗戦忌とした方がはっきりするのではないでしょうか? | 秋桜 | |||
| お気持ち、よく判ります。 | 無庵 | |||
| 思わせぶりな言い方ですが、終戦をどのように迎えたかは、心の中に仕舞って置きたい事柄ですね。でも毎年この時期に思い出していますよ、きっと。 | スバル | |||
| 八・一五お父上の想い。 | 樹氷 | |||
| 父は偉大なり。 | 汕山 | |||
| 32 | 一茶堂に誓子の揮毫風涼し | スバル |
||
| 格天井に誓子、文人の揮毫があるのですね。涼しい風の入る一茶堂に行ってみたい! | 秋桜 | |||
| 尊敬の眼差しで、さらりと述べて居られます。 | 無庵 | |||
| 誓子直筆の句があったのかも知れません、一茶堂を見た事がありませんので一度行って見たいです。 | 妙 | |||
| 信州の一茶堂でしょうか。 | 汕山 | |||
| 33 | 子に与ふ蝉の羽もぎ青葉木菟 | はづき |
||
| 弱肉強食の自然界。 | 秋桜 | |||
| よく観察しておられますね。 またそのような環境にお住まいの作者がうらやましくもあります。 | 涛子 | |||
| やっぱり羽は美味しくないのですね。 仕草を想像しただけで、可愛らしくて、親の愛にじーんと来ます。 | 眠兎 | |||
| ホーホー、ホーホー。と | 樹氷 | |||
| よく観察されておりますね。 | 汕山 | |||
| 34 | 秋桜声掛け合うて登校す | はるを |
||
| 集団登校. | 樹氷 | |||
| 35 | 緑蔭や兄のゐぬ間の母のひざ | 佳月 |
||
| 一人っ子では味わえない母への思慕、こうして成長してゆくのですね。 | 貞歩 | |||
| 「弟のゐぬ間」の場合もありますが、ほほえましい光景ですね。 | 涛子 | |||
| 揺りゆりと。 | 樹氷 | |||
| 何時もお兄ちゃんばかりがお母さんの膝に。 弟の心情が良くでていると感じます。 | ぴっぴ | |||
| お兄さんのいないうちにお母さんに甘えているのがかわいいですね。 | ぶんこ | |||
| 「や」は「の」の重なりを避けられたと考えましたが、強い切れのために、 作者が詠まれた自然との醸し出す雰囲気が壊されたようにおもいました。 | 灌木 | |||
| 子供の頃兄は大変偉いものと思いこんでいました(今も)兄が何時も座る場所に兄が居ない時に座って見たりしました、懐かしさが込み上げる句です。 | 妙 | |||
| 36 | 青大将素手に掴まれ垂れさがる | あづみ野 |
||
| 忍。 | 樹氷 | |||
| 素手で掴むには相当の勇気が必要 目撃している事だけを句にしていますが 色々想像してしまいます。 | 妙 | |||
| 37 | 甲冑の大王像や夏日影 | 汕山 |
||
| 炎天に熱中。 | 樹氷 | |||
| 38 | 銀漢や招かれ訪ひし友の家 | たくみ |
||
| 夕涼み。 | 樹氷 | |||
| 39 | 地下道を抜ければ蝉の国となり | 明彩 |
||
| 何かどこかね聞いたような俳句ですが、「蝉の国」が良いですね。おとぎの国かも知れません。 | スバル | |||
| 日本の蝉。 | 樹氷 | |||
| 地下道を出るといきなり耳に焼け付く程の蝉の声です 思わず蝉の国と思ってしまったのでした。 | 妙 | |||
| 40 | 議員かつライフセーバー熱砂ゆく | 未来予想図 |
||
| 議員かつとう? | 樹氷 | |||
| 41 | 旱天や雨洗風磨の地蔵様 | 信号青 |
||
| 自然の成り行きに任せてあるのですね。老齢化と過疎化で面倒をみるひとが居なくなったのかもしれません。 | 湯煙 | |||
| 忍の地蔵様。 | 樹氷 | |||
| 42 | いなびかり花ばな全て生殖器 | 我見庵 |
||
| 大地。 | 樹氷 | |||
| 驚きました。なるほどと得心?しました(^!^) | 灌木 | |||
| 43 | 打水を踏まぬと園児跳ぶやうに | 未来予想図 |
||
| 小さいながら思いやりがあり、感心しました。 | 白梅 | |||
| 蝶のように。 | 樹氷 | |||
| 44 | 八月の水音ひそやか厨ごと | 水草 |
||
| 必要水 | 樹氷 | |||
| 45 | エレベーター閉まる別れや夜の秋 | よせふ |
||
| 想像が膨らむ句です 恋人なのか親子なのかと・・・・・・季語がいいです | 賛(あきら) | |||
| 都の別離 | 樹氷 | |||
| ちょっとした物語がありそうな句。 | 未来予想図 | |||
| 46 | 農夫逝き田に昼顔の揺れ止むまず | 風華 |
||
| 長年田を吾子と共に手塩に掛けた農夫の死を悼むのは田んぼの路傍の一輪の花にも忘れがたき想いでが溢れておる事でしょう。 | 海 | |||
| 揺れ止まず。 | 樹氷 | |||
| 後継者の無い荒れた農地が年々増えていますが、今耕作している人もみな80歳以上になり、先が案じられます。 | 淡雪 | |||
| 野の昼顔をも野辺送りなのでしょう。合掌。 | 汕山 | |||
| 47 | 秋燕見てねと飛び交ふ親子かな | 無庵 |
||
| 飛燕。 | 樹氷 | |||
| 48 | 帰省子の大の字許す広さあり | 山笑 |
||
| 昨今、大の字に寝っ転がるような部屋はなかなかなくなりましたね。 帰省してきた子にとって何よりの楽しみでしょう。 | 美蛙 | |||
| 幸せな帰省子の姿がみえます。 | 純代 | |||
| 田舎はいいですね。ゆったりした気分に浸れますので都会っこにとっては楽園です。 | 湯煙 | |||
| 故郷の良さをしみじみと感じます。 | フリージアの君 | |||
| 太い柱、高い天井、冷やっとする畳、そんな家を感じさせるのですが。 | 貞歩 | |||
| 大きな夏座敷でしょうね。ゆったりと昼寝をしている様子が目に浮かびます。 | 秋桜 | |||
| 頼もしく大きくなった帰省子が大の字になって寝ている光景がはっきり、涼しい風も良く吹いています。夏座敷の風鈴も静かになっています。 | スバル | |||
| 郷へ。 | 樹氷 | |||
| 都会の住宅と違い田舎の家は広くてゆったりしているもの まして夏座敷なら尚の事、大の字になって身も心も骨休めをしている様子が窺がえます | 妙 | |||
| 狭いと思った部屋も荷を運びだされ懐かしのわが部屋に帰り大満足の様子。 | 汕山 | |||
| 49 | 閉じかけの蓮花を散らす激し雨 | 鉾 |
||
| 夕立。 | 樹氷 | |||
| 運命 | 樹氷 | |||
| 50 | 空蝉に命の余韻ありにけり | 賛(あきら) |
||
| 名ごり。 | 樹氷 | |||
| 51 | 日に透きて棘の枝離る羽化の蝉 | 万年青 |
||
| 生命。 | 樹氷 | |||
| 52 | 夏休み恐竜館の小学生 | はるを |
||
| 恐竜館にいけた小学生は汗をかくのも忘れて、恐竜の骨や模型や、発掘品を見ている。頭の中は興味津々です。 | スバル | |||
| 恐竜の展示物に興味津津な小学生 今日見た事が絵日記になるのかも・・・。 | 妙 | |||
| ゆとり | 樹氷 | |||
| 53 | メロン食べ母へのめーる短めに | 泥亀 |
||
| 実家から送られてきたんですね。早速いただいて短いお礼のメールを出されたのだと想像しています。短くてもその何倍もの意は通じるものです。お母さんもお喜びのこととお察します。 | 湯煙 | |||
| お礼。 | 樹氷 | |||
| 54 | 主夫といふ一人の暮し冷奴 | 旅人 |
||
| 私も独り暮らしの主婦(?)。 夏は冷奴、冬は湯豆腐と簡単な手間要らずのお豆腐を美味しく頂いています。 | 美蛙 | |||
| 冷奴は手間いらずで、美味しく、胃にやさしく、口当たりが良く、夏には最適ですね。一人暮しとあれば尚更。 | 秋桜 | |||
| 主夫という造語に感心。 | よせふ | |||
| 「主夫」に感動 | スバル | |||
| 寥 | 樹氷 | |||
| 自由である事と孤独は表裏一体 でも作者様は俳句と言う趣味が孤独を無縁にし 自由を満喫しておいでなのです。 | 妙 | |||
| 頑張ってください。お料理のレパートリーも増えますように | 歩 | |||
| 55 | 色合いを合わせた浴衣恋二人 | 白梅 |
||
| もうちょっと突っ込むと 更に良い句になりそうですね。 | 酒嫌い | |||
| 花火大会の時などに、よく見るカップル。恋二人がいいです。 | 貞歩 | |||
| 湯巡り。 | 樹氷 | |||
| いいですね、蛍狩り?夏祭り?こういう青春がなかったのは残念です。 | 萌菁 | |||
| 56 | 見晴らせるグランドキャニオン夏止まる | 美蛙 |
||
| 素晴らしい光景に暑さを忘れている様が見えます | 旅人 | |||
| 「夏止まる」が秀逸。グランドキャニオンでは季節も関係なしですね。地球の割れ目ですから。 | スバル | |||
| 外地へ旅。 | 樹氷 | |||
| 「夏止まる」凄い表現に惹かれました。 | 汕山 | |||
| 57 | 星空に烏賊釣り船の灯がまぎれ | 山笑 |
||
| 去年、日本海岸でこの様な光景を見ました。闇の海に浮かぶ烏賊釣り船の灯は幻想的でした。 | 秋桜 | |||
| 日本海。 | 樹氷 | |||
| 大きな景で涼しそうな夜の海です。 | 勇魚 | |||
| 懐かしき北の海の景が思い出されます。 | 汕山 | |||
| 58 | 初蛍掌ゆるめて光らしむ | 歩 |
||
| 命の輝。 | 樹氷 | |||
| 59 | 風死しして工場のうなり今はなし | ぶんこ |
||
| 業務停止 | 樹氷 | |||
| 61 | 園児らの薯掘る度の叫び声 | 牛歩 |
||
| その喜びようが伺えます。 | 白梅 | |||
| 楽しそうな情景ですね、叫び声>を歓喜かな>ではどうでしょうか。 | 淡雪 | |||
| 豊の稔 | 樹氷 | |||
| 大きな薯が掘り上がったのでしょう 楽しそうな子供達が目に見えるようです。 | 妙 | |||
| 62 | 暑き日に友と語らう美術館 | さつき |
||
| 美術館でティータイム?ですか(^^)涼しくって… | カンナ | |||
| 冷房。 | 樹氷 | |||
| 63 | 泣き止めてしゃくり上げては冷奴 | 洋梨 |
||
| 幼物語。 | 樹氷 | |||
| 64 | 槍もどき田に突き刺さる暴れ梅雨 | 湯煙 |
||
| 先日肩に掛かった雨が雹かと思うほど痛いでした 米作りの方にはこんな気持ちになられるのでしょうね | 鉾 | |||
| 豪雨。 | 樹氷 | |||
| 65 | 白玉や上目遣ひはよしなさい | 無三 |
||
| 妖。鬼太郎。 | 樹氷 | |||
| 66 | 三伏の罅めくれ立つ展望図 | 灌木 |
||
| 難読漢字の読み.罅. | 樹氷 | |||
| 展望台にあるあの図ですね。 どうしようもない暑さが感じられます。 | 涛子 | |||
| 67 | 舌垂れて犬通り過ぐ花柘榴 | 翌檜 |
||
| 格別な今年の暑さが伝わります。 | 無庵 | |||
| この暑さ犬もヘトヘトなんですワ | 白梅 | |||
| 情景が見えるようです。 | 妙 | |||
| 猛夏。 | 樹氷 | |||
| 68 | 送火の苧殻なかなか燃えて来ず | 善夫 |
||
| 火床近くはテレビで見るだけですが芋殻は知りませんでした。 | 無庵 | |||
| 迎え火の時にはすぐ燃えてきましたのに… 苧殻なかなか燃えてこず…帰りたく無かったのですわきっとその様に思います。 | カンナ | |||
| そのなかなか燃えてこない様子状態を描写されればと惜しまれました。 | 灌木 | |||
| 69 | 風鈴の舌喜ばす海の風 | ぴっぴ |
||
| 風鈴の短冊が嬉々として海の風に舞っている涼やかな光景が見えてきます。 | 湯煙 | |||
| 中7は「舌が喜ぶ」と主語を替えたいです。 | 山笑 | |||
| 夏の風物詩. | 樹氷 | |||
| 70 | 夏の草湧き出づ雨後の大地より | 勇魚 |
||
| 偉大の大地 | 樹氷 | |||
| 73 | 乳色のビーナスライン夏の霧 | あづみ野 |
||
| 折角の景色見られずに残念でしたね | 鉾 | |||
| 「乳色のビーナスライン」が優れていますね。 実際にそのとおりですもの | スバル | |||
| 夏の霧の色「乳色」と、とても好きな表現です。 | ぴっぴ | |||
| 涼やかな避暑地へ。 | 樹氷 | |||
| 霧ながる涼しい高原の夏 | 汕山 | |||
| 74 | 蝉声の五感に叩きつけられて | 荷香 |
||
| 五感に叩きつけられての表現が良いですね。 | 妙 | |||
| 第六感も。 | 樹氷 | |||
| 75 | 雨雫葉先はなるるまで光る | 賛(あきら) |
||
| 無季の句のようですが細かなところを見ておられます | 旅人 | |||
| 宝光。 | 樹氷 | |||
| 「はなるる」は「離れる」としたほうが好きです。 | 山笑 | |||
| 76 | 蝉声や平均寿命また延びる | フリージアの君 |
||
| 人間の寿命はどんどん延びて居るのに蝉は悲しいかな…精一杯啼いてたった一週間の命なのです。 | カンナ | |||
| 蝉の寿命は1週間変わりありませんね。 | 汕山 | |||
| 男性79・59歳、女性86・44歳と. | 樹氷 | |||
| 77 | 盆の入りしきたり多き旧家なり | 眠兎 |
||
| 旧家は今なお大変なのですね。 私は全て略式・私流で済ませていますがそれなりに伝統・習慣文化は大切に楽しんでいます。 | 美蛙 | |||
| 旧家の子供ですか?年に一回のしきたりを守って行う行事があるんですね。それが多くて。しかし、忘れずに守ってほしいですね。 | スバル | |||
| 旧家は色々なしきたりがあって、お盆、正月は大変ですね。 | 秋桜 | |||
| 旧家を継ぐお嫁さんは大変です 色々なしきたりを頭に入れて置かなければ、こちらの盆はどんな事をするのでしょうか。 | 妙 | |||
| 78 | なつかしき便りの癖字星涼し | あかり |
||
| 級友の涼しい顔が浮かびます。 | 汕山 | |||
| 79 | 着流しや肌にさらりと祭り笛 | 海 |
||
| 神田の生まれの、いなせなお兄さんが、目に浮かびました。 | 翌檜 | |||
| 祭りは男が主役です。粋なもんですね!!! | スバル | |||
| 明瞭 | 樹氷 | |||
| 80 | 里山に入り万緑の深さ知る | 淡雪 |
||
| 天然の美 | 樹氷 | |||
| 慣れた里山ですが、万緑の頃は違った雰囲気ですね。 | 山笑 | |||
| 81 | 麦秋を貫くリニア実験線 | 未来予想図 |
||
| 想像に難くない光景ですが、一度この目で見たいものです。 | 湯煙 | |||
| 農村風景の中に最新鋭の実験施設があるという取り合わせ うまく詠まれたと思いました。 | フリージアの君 | |||
| 磁気で浮上する鉄道の実験用線路ですね 麦秋を貫いている光景ってどんなでしょうか、見てみたいです、またリニアモーターカーも体験してみたいです。 | 妙 | |||
| 有意義に税を。 | 樹氷 | |||
| 82 | 帰国便環八雲に迎えられ | 美蛙 |
||
| 環八雲はヒートアイランドと大気汚染という人間が行った環境破壊によって生まれた,と。 | 樹氷 | |||
| 83 | 休日のビジネス街や片陰濃し | 我見庵 |
||
| お盆。 | 樹氷 | |||
| 84 | 朝虹の立ちて迎ふる原爆忌 | 明彩 |
||
| 希望の朝。 | 樹氷 | |||
| 85 | 香水の人やっと降りエレベーター | 純代 |
||
| ほっとされた様子がよく分かります。息を止めたくなりますね。でも強烈な体臭を嗅がされるよりましかもわかりません | 湯煙 | |||
| 全くそういう心地ですよね、こんな時って。 | 酒嫌い | |||
| 「やっと降り」 ですから何階のビルだったのでしょうか。なにか楽しい。 | 貞歩 | |||
| 狭い中での香水は、キツスギますよネー ヤットでホッ!ですね! | 白梅 | |||
| 香水もほどほどに…仄かに香る程度が良いですね。さりげなく通り過ぎてアッいい香りって振り向けば素敵な人… | カンナ | |||
| うっとりと。 | 樹氷 | |||
| この気持ちわかります。たまらない時があります。 | あづみ野 | |||
| 86 | 迎鐘閻魔大王目を瞠る | 秋桜 |
||
| 小野篁像も。 | 樹氷 | |||
| 87 | 錦帯橋流れの中に鮎が見ゆ | 貝母 |
||
| 鵜飼い、 | 樹氷 | |||
| 88 | 構へたるバットに止まるとんぼかな | 邦生 |
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| 束の間試合中断? | 旅人 | |||
| 楽しい♪さてバッターはどうしたのでしょうか。 | 涛子 | |||
| 思わずじっと見詰めてしまいますね(^^) | 妙 | |||
| 見逃、3振。 | 樹氷 | |||
| 89 | 釣堀の傘吹き飛ばす大厄日 | 匡 |
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| 三リンボウ。 | 樹氷 | |||
| 90 | 冷酒と馬刺し大好き生身魂 | 弥生 |
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| いかにも、吾を貫く生き御魂です。男の生き方ですね。 | スバル | |||
| 美味。 | 樹氷 | |||
| 益々お元気で何よりです。 | 妙 | |||
| 91 | ダンデイーな男デイトに浴衣着て | 弥生 |
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| 浴衣を着てもダンディーな男性でした。 | カンナ | |||
| 映画かTVのドラマでも見ているような。郷愁を覚えるよう。 | 得心 | |||
| 想い出遠い日。 | 樹氷 | |||
| 92 | 老鶯の声もとりいれ祝膳 | 黒猫 |
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| 清々しい雰囲気が「老鶯」で一段と強調された句ですね。 | 酒嫌い | |||
| すばらしい祝いの席だったでしょう。 | あづみ野 | |||
| 鳴声は達者。 | 樹氷 | |||
| 変わらぬ故郷が伺われました。 | 汕山 | |||
| 93 | 旧友の長き手紙や秋立つ日 | 秋羅 |
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| 人恋ふる便り。 | 樹氷 | |||
| 94 | タワービル入道雲を背負ひ立つ | 荷香 |
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| 現代の情景を的確且つ大胆に詠まれた手法に惹かれました。 | 海 | |||
| 大い。 | 樹氷 | |||
| 都会の大きな景、「背負い立つ」が良いですね。 | 秋桜 | |||
| とても雄大な句。真夏らしさがでています。タワービルも、入道雲も互角です。 | 風華 | |||
| 95 | 戦争の記憶引きずる八月尽 | 牛歩 |
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| 戦争の真っ只中を生きて来た経験者はそうでしょうね。八月が来る度憶い出します。 | カンナ | |||
| いつもおもう。 | 樹氷 | |||
| 96 | 稜線の入日影濃し鮎料理 | かさね |
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| 何と贅沢な一時でしょう 羨ましい! | 妙 | |||
| 貴船. | 樹氷 | |||
| 98 | 起きぬけの日課となりぬトマトもぎ | 良花 |
||
| 我が家では「きうり捥ぎ」。同じ句を詠んだのですが、先月の「老犬の糞」で「日課」が使われたので、出しませんでしたが、出していたら・・・? | 酒嫌い | |||
| トマトが動くなどと言いますまい。 朝の日課に、庭のトマトを収穫し、朝の食卓に出すのですね。 | スバル | |||
| おいしそう! | 秋桜 | |||
| トマト大好きです。おいしいでしょうね。 | あづみ野 | |||
| 99 | 炎暑てふ揺らぎの中にゆらぐ子ら | 賛(あきら) |
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| いかにも暑そう。熱射病になりそう! | 秋桜 | |||
| 101 | 鰯雲行基葺観るのに後ずさり | 歩 |
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| 高いお寺の屋根を観るにはずっとずっと後ずさりしなければ見えないのでしょうね。鰯雲が屋根の直上に…。行基葺…鰯雲に似ているように感じるのですが。 | カンナ | |||
| 下より見る。 | 樹氷 | |||
| 102 | 明け方の夢破れたり蚊の羽音 | たくみ |
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| 折角夢心地だったのに 蚊だと分かったら気になってもう眠れません もう少し眠っていたかったのに蚊め!! | 妙 | |||
| あの「ブ~ン」がなけれいいのに。と | 樹氷 | |||
| 103 | 湯がたぎり袱紗角立つ夏座敷 | 灌木 |
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| 夏ですが、すがすがしい。凛としたかんじがしますね。 | ぶんこ | |||
| 北村徳斎作、袱紗。 | 樹氷 | |||
| 104 | 蝉の穴黄泉見ゆるかと覗き込む | 翌檜 |
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| 私の住んでいる地方の方言ではモゾといいます。大きな樹木の周囲にはモゾの抜け出た穴が無数にみられます。黄泉へ通じる穴とはスゴイですね。 | よせふ | |||
| 幻想の世。 | 樹氷 | |||
| 105 | 周平の映画爽快冷房館 | 得心 |
||
| 蟬しぐれ. | 樹氷 | |||
| 106 | 猛暑日の気温体温より高く | 得心 |
||
| 平熱35度の私体温が39度まで上がると重体?ですわ。 | カンナ | |||
| ほんと。 | 樹氷 | |||
| 107 | 七夕を待ちて病棟飾りたて | 幸代 |
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| 短冊の願いは、「はやく良くなるように」病棟がひとときの賑わいを見せています。 | 貞歩 | |||
| 天へ望む。 | 樹氷 | |||
| 108 | 押し花の姉の遺品や葛の花 | さつき |
||
| 何時までも大切になさるとお姉様喜びますわ。 | カンナ | |||
| 「葛の花」大変惹かれました。 | 汕山 | |||
| 吉野の地の想い出。 | 樹氷 | |||
| 109 | 日本語のたどたどかしく貸浴衣 | 酔竜 |
||
| 昔は欧米が主体でしたが最近はアジア系、東欧系の方々も訪日記念に浴衣だけでなく舞子衣装をレンタルするようですね。 | 湯煙 | |||
| 若い外国の女性、結構似合いますよね。「たどたどかしく」が気持ちいいです。 | 酒嫌い | |||
| 外人日本観光 | 樹氷 | |||
| 110 | 初盆や貴女何処いら一人旅 | カンナ |
||
| 共に行 | 樹氷 | |||
| 「何処いら」は方言と思っていました。私も、先に友人(寒蘭)を亡くしました。 | 山笑 | |||
| 112 | 問ひ返す誤診告知の爽気かな | 酒嫌い |
||
| 私にも似たようね経験があります。誤診と分かった瞬間、世界が違って見えるのですよね。 | 黒猫 | |||
| 許せない. | 樹氷 | |||
| 113 | 電話切りケセラセラと髪洗ふ | 純代 |
||
| 一体どんな電話だったのでしょう? 気になりますがケセラセラと髪を洗って忘れられるようなら心配無用ってことでしょうか。 | 美蛙 | |||
| 「ケセラセラなるようになるわ」そんな映画の歌がありました。失恋でもしたのでしょうかね。 | 貞歩 | |||
| 人生経験の豊かな方ですね。「人生なるようにしかなんねえよ!!」 | スバル | |||
| 天に祈る。 | 樹氷 | |||
| 楽天的。現代っ子かな? | 秋桜 | |||
| 電話の内容を想像してしまいます。 | 幸代 | |||
| 114 | 虫しぐれ今宵は悼む音となりぬ 寒蘭さま | 海山 |
||
| 私も いつも勉強させていただきました。拙句「秋蛍いつとはなしにふっと消ゆ」で悼みます。 合掌。 | 酒嫌い | |||
| 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。ありがとうございました。 | 灌木 | |||
| 友人・寒蘭の湯豆腐作品を成本し、昨日、仏壇に供えてきました。 | 山笑 | |||
| 7月にご逝去の寒蘭さまを偲ぶ句と思います。寒蘭さま、どうか安らかにお眠りください。 | 洋梨 | |||
| 115 | 早起きの父に無花果捥がれけり | 旅人 |
||
| 採り立て美味。 | 樹氷 | |||
| 116 | 土用の丑路上に炭火並べをり | フリージアの君 |
||
| 少し考えて、鰻を焼くコンロが並べられていると わかりました。鰻屋の店頭の風景ですね。 | 得心 | |||
| 隣組。 | 樹氷 | |||
| 117 | 屠らねばならぬ毛虫のうすみどり | 涛子 |
||
| 当方も毛虫には困っています。「うすみどり」に作者のやさしさをかんじます。 | 幸代 | |||
| 118 | おにぎりの夢ばかり見し終戦日 | 無庵 |
||
| あの頃はひもじい思いをしましたね。 | 湯煙 | |||
| 小学生だった当時のことを思いだします。 | 牛歩 | |||
| 芋のつる。 | 樹氷 | |||
| 食糧の少ない時期、おにぎりを心行くまで食べたかったのです 過去に学んでもう戦争は起こしてはいけない。 | 妙 | |||
| 何年たつても思ひ出すのは、食べる物がなかつた頃のことですね。でも今は幸せです。 | 弥生 | |||
| 119 | 青岬誓子渡樺の海平 | 汕山 |
||
| サハリンを指呼に岬の夏帽子 軽騎兵様 | 樹氷 | |||
| 120 | 餘部の鉄橋掛け換え天の川 | 山笑 |
||
| 観光地に。 | 樹氷 | |||
| 121 | 噴水の穂のゆたかさへ顔上げる | 照夫 |
||
| 中七は素晴らしいです。涼しさを十分表現されて、良い句ですねえ! | 酒嫌い | |||
| 涼もとめ。 | 樹氷 | |||
| 122 | 鰻屋の置物誉めて帰りけり | あいるらんど |
||
| 何故に鰻を誉めなかったのでしょう(^^) 云わずと知れたこと… | カンナ | |||
| 行きつけの鰻やさんで、うまいのは当たり前、ほめるものを何にするか?変わった置物があったので、ついついいらぬ褒め言葉を。 | スバル | |||
| 123 | 冷し飴六道辻に屋台でて | 秋桜 |
||
| 氷に蜜も。 | 樹氷 | |||
| 幽霊が昔夜な夜な飴を求めていた故事から現代の飴やの商魂たくましい。 | 歩 | |||
| 124 | 抽んでる蓮葉裏向く大夕立 | 鉾 |
||
| 夕立の激しさが目に浮かびます。 | 秋桜 | |||
| 上5は要らないのでは・・。(大夕立が蓮の葉一枚を裏返す)様子をそのまま読んだらよいと思いました。 | 山笑 | |||
| 125 | からからの土に揚羽の影の濃き | 信号青 |
||
| 「からからの土」「あげはちょうの蔭」うますぎますね。 | スバル | |||
| 128 | 夏休み帰国の孫を見上げたる | 宗太 |
||
| お孫さんは一時帰国なのでしょうね。びっくりするほど心身ともに成長した姿に驚かれている様子が伺われます。 | 湯煙 | |||
| 下五のしまりが効いていて いい句ですね。 | 酒嫌い | |||
| 外国から帰られたお孫さん心身共に成長されて頼もしくなられたのでしょうね 私の孫も5ヶ月振りに帰ったら一回り大きくなって見上げました | 鉾 | |||
| 見違えるほど大きくなったお孫さんなんねんぶりかの、再会だったのでしょう。 喜びが溢れるお句です。 | 眠兎 | |||
| ちょっと見ぬうちに。 | 樹氷 | |||
| 129 | 二人居の今が幸せ星月夜 | 良花 |
||
| 過去未来はどうでも良いのです今が幸せならば… | カンナ | |||
| 我が家もそうです!! | スバル | |||
| いつまでもお幸せに! | 秋桜 | |||
| 共に。 | 樹氷 | |||
| 子どもがみんな巣立ってこの心境、あやかりたいです。 | 秋羅 | |||
| 130 | 目の下の隈くっきりと熱帯夜 | 黒猫 |
||
| 熱帯夜を過ごすたびに、疲れが出ますね。全く民族の大移動が始まるかも知れません。シベリアあたりが良いかもね。 | スバル | |||
| 寝むれずに。 | 樹氷 | |||
| 131 | 緑鳩(アオバト)の鳴く若葉の森に父母眠る | 汕山 |
||
| 墓地。 | 樹氷 | |||
| 「鳴く」はなくても聞こえています。 | 山笑 | |||
| 132 | 黴の香のする一冊の重さかな | 海山 |
||
| 積読本。 | 樹氷 | |||
| 135 | 蜂捕らふ窒息を待つガラス瓶 | 勇魚 |
||
| 羽音止む。 | 樹氷 | |||
| 136 | 雲海に影富士伸びて夕の風 | 貞歩 |
||
| 雲海に富士の影がある景ってどんなに感動的でしょうか 想像してみました。 | 妙 | |||
| 雄大に風立ちぬ。 | 樹氷 | |||
| 137 | 着メロはラバウル小唄終戦忌 | 幹夫 |
||
| 戦争経験者には忘れることのできないほどの悲しみや苦しみがいっぱい詰まった唄なのですね。 | 湯煙 | |||
| ラバウル小唄をケイタイの着メロとしたわけは、それが生涯の愛唱歌だったからなのでしょうね。戦後65年、世の中すっかり変りました。 | よせふ | |||
| 懐かしいメロディです、平和が続きますように。 | 無庵 | |||
| さらばラバウルよ 又来るまでは . | 樹氷 | |||
| 138 | 蝉声の揃ひて朝のミサ始まる | 弥生 |
||
| 良く揃ってます。あの鳴き声をミサと云われたのには、吃驚!! | 白梅 | |||
| 信濃のとある小さな協会を思い出しています。 | スバル | |||
| ともに祈り ともに歌う | 樹氷 | |||
| 139 | カーテンの揺れる風にも秋気配 | 杏 |
||
| 涼風。 | 樹氷 | |||
| 141 | 鶯とせみの合唱朝まだき | 白梅 |
||
| 農とミトリの風情。 | 樹氷 | |||
| 142 | 炎天を来て塩飴を貰ひけり | 妙 |
||
| うれしいですね。汗のあと水分とミネラルの補給が大事ですから。 | 湯煙 | |||
| 塩分をとる。体思い。 | 樹氷 | |||
| 143 | 邂逅の話の溶かす掻き氷 | 朝歩 |
||
| 上手な句ですね、参考にさせていただけます。 | 酒嫌い | |||
| 144 | 青栗青柿たわわなるらん師の在所 | 風華 |
||
| お弟子さんが沢山おられることが推察されます。 | 灌木 | |||
| 薫先生の在所かも・・・きっと自然の恵みの豊かさが偲ばれます。 | 歩 | |||
| 145 | 空を見ている真つ青なサングラス | 勇魚 |
||
| 青天。 | 樹氷 | |||
| 146 | 葉月潮満つ宮島の月の海 | 貝母 |
||
| 「海」はダブっていますね。下5は「月明かり」とすれば、すっきりすると思います。(失礼多謝) | 山笑 | |||
| 148 | ハーブテイ秋の一日の始まれり | 杏 |
||
| 綺麗な御句ですね。大好きな句です。 | 万年青 | |||
| 爽やかな朝の様子が感じられます。何のハーブかな? | 秋桜 | |||
| 149 | 草亀は舌をちらりと終戦日 | 幸代 |
||
| 「亀の舌」が 深い味わいを表現し、なんとも良い句に仕上げていますね。 | 酒嫌い | |||
| 亀甲は目出度い印とか~~意味深長です。 | 無庵 | |||
| 151 | 流れざるものは沈めて秋の水 | 朝歩 |
||
| 秋の静けさがよく出ていると思います。 | 黒猫 | |||
| とても詩感を感じました。さらりと詠まれて秋の水がぴったり | かさね | |||
| いずれにしても暑苦しい景。 | 朝歩 | |||
| このような俳句は初めてです。秋の水はすんでいて、透明度は抜群です。なんでもないところを、こんな荷まで美しく詠めるのですね。 | スバル | |||
| 152 | 濡らされてOLはしゃぐ散水車 | 久敬 |
||
| 我が町では散水車は夜間に走りますが こちらでは昼なんですね、OLさんが濡らされてきゃーきゃーしている様子が楽しいです。 | 妙 | |||
| 153 | 七夕の飾りの下に山河入れ | 久敬 |
||
| 心の和む穏やかな景 | 汕山 | |||
| 154 | 口角の沫はビールか生つばか | やち坊主 |
||
| 細かいところまで見てられますね 主人も時々こんな事あります | 鉾 | |||
| 乾杯すんで泡が喋り出す光景が映りました。 | 無庵 | |||
| ビール。 | 樹氷 | |||
| 155 | 大花火もつとも開く時に聞く | 幹夫 |
||
| 大花火の様子を良く掴んでられますが 最後の聞くが「音」だったら選に貰いました | 鉾 | |||
| 詠みたくても詠めずにいた句材です。勉強になりました。 | スバル | |||
| 音と光の宴。 | 樹氷 | |||
| 156 | 日焼けまで似たる双子の姉妹かな | 旅人 |
||
| 母親もときには間違えるのでは・・・。 | 翌檜 | |||
| あっ、そうなんですかー? | 白梅 | |||
| 子育て、 | 樹氷 | |||
| 可愛さが目に浮かびます。 | 淡雪 | |||
| 157 | 奇声上げハイハイする児雨蛙 | 樹氷 |
||
| 下五の「雨蛙」が有効です。 滑稽さ、愛らしさ、四つんばいの赤子。 | スバル | |||
| 158 | 草市に足りぬひとつを探しをり | あいるらんど |
||
| 誠実さを感じます。「ひとつ」とは何でしょう、それも気になる所です。 | 佳月 | |||
| 仏前に | 樹氷 | |||
| 159 | 古書の文字ルーペにたどる大暑かな | 涛子 |
||
| 家族のようにつきあった友人なのですね。 | 朝歩 | |||
| 160 | 友のため一つ買い足す茄子の馬 | 純代 |
||
| 友を失った寂しさが伝わります。 | 妙 | |||
| 馬をきゅうり、牛をなすでつくるのは. | 樹氷 | |||
| 素晴らしい心使いに感心しました。 | 汕山 | |||
| 163 | 木の家に障子と畳ひぐらし鳴く | あいるらんど |
||
| まさに我が家の様。でも我が家は油蝉です。 | 秋桜 | |||
| 日本の家 | 樹氷 | |||
| 165 | 盂蘭盆会想い出ばかり話す母 | 鉾 |
||
| 昔話ばかりするのは老いた証拠。我が身につまされます。 | 翌檜 | |||
| 私もその歳になってきました。きっとこうなると思います。そして皆に嫌われます。 | スバル | |||
| お歳を召すと誰でもそうなるようですね。 思い出の中には楽しかったことが残っているのでしょうね。 | 淡雪 | |||
| 167 | 夏座敷昭和の匂いまだここに | 義久 |
||
| 夏座敷そのものが懐かしい。 昭和は私の生まれ育った時代ですがもう”昭和の匂い”と言うようになってしまったのですね。 | 美蛙 | |||
| 見えない何かーーきっと軍服の遺影?間違いなら陳謝 田舎の座敷の鴨居に決め事のようにあります ついその景色をかんじます。昭和のにおい」がいいと思いました。 | 海山 | |||
| 168 | 町内に怪談ポスター掲示され | 貞歩 |
||
| 夏の夜 | 樹氷 | |||
| 169 | 一茶句碑まわりは無数の蝉の穴 | 萌菁 |
||
| 「我と来て遊べや親のない雀」を思い出します。 一茶の句碑の周りの蝉の穴。きっとにぎやかなことでしょう。 | スバル | |||
| 170 | 初恋の人のうしろに入り踊る | 眠兎 |
||
| お盆に里帰りしたとき、ありそうなこと。 | 純代 | |||
| 「告白していない初恋」を十二分に表わす秀句。 | 酒嫌い | |||
| 入る人は男性だと思います。初恋の人の後姿を、優しい肩や背中を見ながらの盆踊り。良いですね。 | スバル | |||
| 少女の頃の夏を思い出します 胸がどきどきして・・ あーあの頃には戻れないです。でもこの作者様 今も初恋の人と同じ町に住んでいらして現実だったのかも知れません。 | 妙 | |||
| 気持ちはよく分かりますね。 | 勇魚 | |||
| 173 | 冷奴するりと喉を通りけり | 洋梨 |
||
| 冷たいお豆腐が咽喉を通る時の気持ちよさがよく伝わってきました。 | 美蛙 | |||
| あの感触は何ともいえませんね。 | 湯煙 | |||
| 夏を乗り切る、 | 樹氷 | |||
| 176 | あてもなく暑気連れて入る百貨店 | 湯煙 |
||
| この暑さなんとかしたいという心情がよくわかります。 私も同じ事してます。それを句にされるのが素晴らしい。 | フリージアの君 | |||
| 冷房の利いた、デパートがいいですね。でも、知らないうちに,いろ色買つたりして、帰り道汗をかいたり、同感です。 | 弥生 | |||
| 179 | 蜻蛉乗る水引草は上下して | 水草 |
||
| 弓なりの水引草に留まって揺れていますね観察の賜。 | 無庵 | |||
| 午前中の短い時間咲く水引草, | 樹氷 | |||
| よく見ておられます。なんだかシーソーのよう。すきな句です。 | 風華 | |||
| 181 | 挨拶のつい愚痴となる暑さかな | 秋羅 |
||
| 実感です!今年は特に愚痴が多くなりました。地球が壊れるんではないかと危機感丸出しの会話も、、、 | 湯煙 | |||
| よくわかります。 | ぶんこ | |||
| まさにこの通り。老人にはこたえる猛暑です。 | 得心 | |||
| 今年の暑さは格別ですものね。 | 秋桜 | |||
| 今年はまさにこうですね。 | 佳月 | |||
| 182 | どの児にも弾む飛沫やプールの日 | 海 |
||
| 今年の夏は兎に角暑い。 | 汕山 | |||
| 184 | 息吹嶺を影絵としたり大夕焼 | かさね |
||
| 息吹嶺,とても美しいのでしょうね。行ってみたくなりました。 | 信号青 | |||
| 伊吹嶺でしょうね!! 大きな句ですね。 | スバル | |||
| 185 | 炎天下同行二人影一つ | 義久 |
||
| 仕事で四国へ行くこと多いのですが、この猛暑に すごい男が 結構いるものよ と感心させられます。この通りですね。 | 酒嫌い | |||
| 炎天下の遍路大師と2人だけれで影は1人のみ厳しさを感じます | 鉾 | |||
| 186 | 遠花火小石をひとつ投げてみる | 酔竜 |
||
| 訳は分かりませんが、妙に気にかかります。 | スバル | |||
| 187 | 保証書のどれがどれやら秋暑し | 佳月 |
||
| 保証期間の切れたものまで仕舞ってあるのでしょうね 同感! | 旅人 | |||
| 上手な句。季語ぴったりですね。 | 酒嫌い | |||
| (*^_^*)よくありがちな事 楽しいお句。 | 白梅 | |||
| まったくです。もういらないのまで入っていたりして・・ | ぶんこ | |||
| レシートが保証書になったりで、様変わりに戸惑うことがありますね。 | 灌木 | |||
| 同じような体験をよくしています。 | 秋桜 | |||
| 189 | 職安を知らぬ生涯稲の花 | よせふ |
||
| こんな人生もまた良しかも農業に従事の方でしょうか? | 旅人 | |||
| 農業一筋にいきられて、今年も小さな小さな稲の花が咲き 安堵と自信が。 | 眠兎 | |||
| どんなご職業なのでしょうね。面白いなとおもったのですが・・ | 万年青 | |||
| おつかれさまでした。 | ぶんこ | |||
| お勤めをしたことの無い人生。農業か自営業か。羨ましい生涯のように思います。 | 得心 | |||
| 季語の斡旋を勉強させていただきました。 | 灌木 | |||
| 是、非、? | 樹氷 | |||
| お幸な人生を、 | 歩 | |||
| 190 | 鶏の尾を引く声や秋の朝 | 牛歩 |
||
| 「尾を引く声」はいい表現ですね。使わせていただきます。秋の朝らしい、好きな句です。 | スバル | |||
| 191 | ポスターにポスター貼られ夏の果て | 邦生 |
||
| 夏の果てを感じます。 | 得心 | |||
| 田舎のバス停を思い出しました。夏の果てが効いていると思います・ | 秋桜 | |||
| この様な光景見た事があります どんなポスターだったんでしょう 私はこの季語は動かない様に思いますが如何でしょうか。 | 妙 | |||
| ある景色をさらりとしたところ | 海山 | |||
| 風紀良、 | 樹氷 | |||
| 192 | クレヨンの向日葵ぐんぐん描かれぬ | あかり |
||
| 向日葵が勢いよく描かれていることを表現していますが、この句を通して、向日葵がぐんぐん成長している様子も窺い知れます。 | 黒猫 | |||
| 向日葵も天に向かって伸びているし、絵もぐいぐいと描かれている。力強い夏がよく表現されています。 | 貞歩 | |||
| 193 | デジタルの世を憂ひては生身魂 | 妙 |
||
| 生身魂と言う季語始めてです. | 樹氷 | |||
| 194 | 秋暑し無頼の鴉口開けて | 貝母 |
||
| 鴉もこの暑さには閉口です。 | カンナ | |||
| 195 | 野外授業素手でつかんだ青大将 | 萌菁 |
||
| 皆きゃあきゃあ言ってるのに中に捕まえた人が居る中七下五良いですね | 鉾 | |||
| 青大将をはじめて素手で掴んだ経験は、一生忘れないでしょう。少し湿っていて、生暖かいのを覚えています。いい夏休みですね。 | スバル | |||
| 200 | 立秋と言ひて安堵をすこしづつ | 水草 |
||
| 太陽暦で八月八日ごろ。この日以後の暑さを残暑という、と。立秋。 | 樹氷 | |||
| 202 | 塩つけて胡瓜を食べてる剣が峰 | 貞歩 |
||
| 美味しいです。 私もよくしますヨ 家でネー | 白梅 | |||
| 203 | 背を割つて着替へる妻に西日さす | 灌木 |
||
| 妻でなければちょっと演歌ぽくていい感じなのに残念(笑♪) | 眠兎 | |||
| ファスナーを引いて着替えをなさっている奥様に西日が射している。すこし暑苦しいような感じでしょうか。 | 得心 | |||
| 洗いたての 衣 | 樹氷 | |||
| 204 | ほとばしる子の疑問符や魂祭 | 佳月 |
||
| 「子の疑問符」という表現はユニークでおもしろいですね。 | 湯煙 | |||
| 先祖の霊を祀(まつ)る行事。 | 樹氷 | |||
| 205 | かき氷三年坂を登り来て | 秋桜 |
||
| さぞかし美味しかった事でしょう!!かき氷は大好物 2杯はペロリンで~すウ | 白梅 | |||
| 涼露、 | 樹氷 | |||
| 無事登ってきて頂くかき氷の美味しさ。 | 山笑 | |||
| 好きな句です。 | 萌菁 | |||
| 206 | 懐かしき顔と繰り出す花火の夜 | ぶんこ |
||
| 思いがけなく再会!嬉しいですねえ。 | 白梅 | |||
| 夕立止んだ夜空はまるで 、と。 | 樹氷 | |||
| 207 | 滝壺へ音無く落つる滝の水 | やち坊主 |
||
| 自然界の美しい景色、 | 樹氷 | |||
| 208 | 燈火会の素顔涼しく人に会ふ | 歩 |
||
| 心地よかったんですネ | 白梅 | |||
| 心を癒してくれるろうそくのやさしい灯り。 | 樹氷 | |||
| 209 | 置時計刻を一途に敗戦忌 | 酔竜 |
||
| 高校野球を中断して行う黙祷が戦争を考えるきっかけになっている、と。 | 樹氷 | |||
| 210 | 熱帯夜獏飢え死にの危機迫る | 義久 |
||
| 寝苦しくて、夢見るどころか です。 | 無庵 | |||
| 211 | ヨーヨーマ避暑地の野外演奏会 | 美蛙 |
||
| その音色まで聴こえてきそうです。涼しい所で最高)^o^( | 白梅 | |||
| 世界を代表するチェリスト(チェロの演奏家)の一人である。と、 | 樹氷 | |||
| 212 | 秋刀魚焼くコンロを庭に据ゑにけり | はるを |
||
| 映画「秋刀魚の味」 | 樹氷 | |||
| 213 | みたらしの皿にひと串蓮見茶屋 | 海 |
||
| 蓮を見ながら一休. | 樹氷 | |||
| 214 | 加速して急減速の蝉の声 | やち坊主 |
||
| 一斉に鳴き始め加速して一斉に減速して泣き止むように思われます。この行動様式は不思議です。 | 湯煙 | |||
| 言われてみればこの感じは蝉の鳴き方。 | 得心 | |||
| 音の律 | 樹氷 | |||

